てやんでい!!こちとら湘南ボーイでい!!

映画音楽本ごはんの話を、面白く書けるようにがんばります

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欧米系好青年キリスト教信仰者からプリンスのパーカーを褒めてもらった話

   

最近、自分にとってすごくつらい状況に見舞われています。
30過ぎてそんなことで悩むのも嫌だし、こんなに深く悩むこと自体が嫌なのですが、まぁ、とにかく悩ましい。

そんなある日、食料品の買い物をして、銀行で通帳の記帳をしました。
ATMが打ち込んだ残高を眺めて、「金ないなー」と思いながら銀行を出ました。
すると道の向こうで、僕のことを指差して話しかけてくる男性がいました。
僕は目があまり良くなくて相手の顔を判別できていなかったけれど、相手は満面の笑みだったので、思わず立ち止まってイヤホンを外しました。
男性には同い年くらいの連れ合いがいました。
連れ合いも男性で、多分彼と同い年くらいっぽかったけど、連れ合いさんは彼が僕に話しかけていることに戸惑っているように見えました。
至近距離まで近づくと、相手は欧米系の顔立ちをした青年でした。
絶対に知り合いではない。
彼は「わーお、プリンスですね。かっこいいですね」と言っていました。
その日の僕は、プリンスのアルバム『1999』のアートワークを模したパーカーを着ていたのでした。
まぁまぁ派手ですね。

「プリンス好きの外国人が話しかけてくれた」というだけなら喜べるのですが、話しかけている彼らの服の胸元には「イエス・キリスト教会」と書かれた名札が付いていました。
それを見た瞬間、「あぁ、勧誘か」と思って、警戒心がむき出しになっちゃいました。(今考えると、良くない)
なので、「ありがとうございます」とそっけなく返しました。
彼は続けて「これからお仕事ですか? 帰るところ?」と話を続けます。
「これから帰ります」とだけ答えて、僕は立ち去りました。

家に帰ってから、「もしかして勧誘ではなくて、普通にプリンス好きだから話しかけてくれたのでは……」という思いが頭をもたげてきました。
もしそうだったなら、僕は彼に悪いことをしてしまったのでは……。
彼は日本語のイントネーションが少したどたどしかったので、海外から来たのでしょう。
町中で英語の歌が聞えなくなって久しい、現代の日本。
そんな中で、プリンスの服を着た人を見かけて、思わずテンションが上がって声をかけてしまったのかも……。
(キリスト教の札を付けた人が、プリンス好きなのも、良いのか悪いのかわからんけど(笑))
なのにその男は素っ気なく返事をして立ち去っていった……となると、これは日本の印象が良くなくなりますよ。
嗚呼……すまない……。

それに僕は人生をどう生きていいか悩んでいたわけだし、彼らに話を聞いてもらえば良かったのではないかとも思います。
僕はしょっちゅう宗教に勧誘されるのですが、それは僕が「悩んでそう」に見えるからなんだろうと思うんですね。
実際に悩んでいるわけだしな……。
日本人の仏教系の宗教に勧誘してくる人って、なんか、こう、顔立ちがちょっと怖いんですけど、今回声をかけてきた人たちは好青年って感じでした。
嗚呼……話ぐらいすれば良かったのだろうか。
いや、しかし、「日本人からの宗教勧誘は嫌」で、「欧米系の人からの宗教勧誘は、話ぐらいは聞いてあげてもいいかなと思う」って、欧米人へのコンプレックスが強いんだろうな、僕。

と、こういう風に「嫌な態度取っちゃったかも」「話ぐらいすれば良かったのかも」と僕に思わせている時点で、彼らの声がけは功を奏しているんだなぁ。
「勧誘、嫌だ」と即座に判断するってことは、多分、「今の自分は人に付けいられそうだ」という無意識の自覚があるからなのだろうとも思うし。
変に警戒心が強まっている。
余裕がある時だったら、ちょっと面倒くさそうな人でも話ぐらいは聞いてあげると思うし。

「イエス・キリスト教会」という名札を付けている欧米系の人について調べてみたら、モルモン教徒で在ることが多いらしい。
禁欲的な生活を送ることで有名ですね。
実は先日、『イエスタデイ』のブログを書くときに、モルモン教について調べていたんです。
劇中でポスターが出てくる「キラーズ」というバンドのボーカルが、敬虔なモルモン教徒として有名なので、作品に何かしら関係があるのかと思って、調べていた次第。
嗚呼……神は僕に、モルモン教に改宗せよと言っているのだろうか。

けど、性欲との向き合い方って自分の人生において重要なテーマになりうるということを、最近よく考えるんです。
30過ぎているので、次に人と交際するなら結婚したほうがいいよなぁと思うのです。
というか、結婚しそうな人としか付き合わないようにした方が良いなって。
(まぁそもそも、これから先、自分が異性と恋愛関係もしくは肉体関係を築けるのだろうか……という問題はあるわけですが)
キリスト教とか、貞節を守ることを良しとする宗教に入れば、自分への動機付けにも成りそうな気がするのです。
そんな不純な動機で宗教に入るのも良くないだろうけど……。

あと、キリスト教圏で作られる芸術……映画や音楽を鑑賞するうえで、キリスト教の知識があると、より深く楽しめるわけですよ。
キリスト教というコミュニティに属することで、そうした知識を持つ人々と意見を交換できる機会が得られるかもしれない。

最近聴き返したシロップ16gもキリスト教モチーフが意外と多いことに気づいたタイミングだ……。
ここ何年も、矢野顕子さんが年末にやっている鎌倉での弾き語りコンサートにも足を運んでいるのですが、彼女もクリスチャン……。

とりあえず何年も前に買ったまま読んでいない聖書が部屋にあるのですが、それを読め! という神からのお告げっぽいな……。

聖書を読んで、キリスト教に入るべきだと思ったら、キリスト教に入ります!

 - コミュニケーション, , 文化

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