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ボケと取るべきか否か 230220

   

このブログのコメント欄に「閉鎖すればネットの治安が良くなるのに。」というコメントが付いた。
何年か前にアニメ系のコンテンツを批判するエントリを書いたのだけど、そのエントリに何年か前から同じ人からと思われる批判コメントが付いている。
その人からの何度目かの投稿が上記である。
閉鎖という言葉がコメント欄を指すのか、このブログ自体を指すのかは不明。

触れたらやばそうだなと思って、当該エントリに付くコメントには返信しないことにしていたのだが、さすがに、このコメントはスルーできなかった。
どう返信しても相手の気持ちを収めることなんてできないじゃないですか……。

でも、たかだが個人のブログの有無で左右されるようなものではないじゃないですか……ネットの治安って……。
もっと大きな影響力を持つものがほかにたくさんあるではないですか。
通常、そこまで発想が飛躍することはありえない……というか想像しにくい。
ということは、これは、ボケですよね?
でもボケだったらもっと突っ込みやすくしてくれないと困る。

もっと突っ込みやすいものをボケというのではないか、と思った事案がほかにもあった。
よく聞くポッドキャストで、芯を食ったような発言をした人がいて、周りの人がそれに返せずにいた。
すると、「今の、ボケですからね。それに気づかなかったあなたたち、だめですよ」と続いて発言する流れがあった。

「ボケ」について考える機会が僕の中に生まれた。
「ボケ」はコミュニケーション手段の一つだと思う。
コミュニケーションは多くの場合、キャッチボールのようなものだと思う。
通常のコミュニケーションは、ボールをキャッチしたら、相手が受け取りやすいように投げ返す。
ボケは、この時、相手の取りやすいエリアから外すような行為に及ぶことを指すと思われる。
典型的に、「ボケてます」というのが分かるように、ボールを相手とは全く違う方向に投げてみたり、ボールを食べてみたり、あるいはボールではなくスパイクシューズを投げてみたり。
わかりやすく、的を逸らして、いったんキャッチボールが途絶えることをいとわない行為であれば、誰もが「今のはボケだ」と受け取りやすい。

けどカーブを投げたりフォークを投げたり、相手が受け取りにくいような剛速球ストレートを投げるような「ボケ」をする人もいる。
ただ、恐らく、受け取る側も、取れる範囲にボールが来ているなら、「ちょっと逸れてる気がするけどこれは通常のコミュニケーションだ」と捉えやすい。
キャッチボール=コミュニケーションが成立するので。
多分、普通の、「受け取りやすいように投げてくれる相手」とのキャッチボールに慣れている人は、これを「ボケ」と取ることはできないと思う。

自分はボケる時は分かりやすいものにするか、「この人(この場)であれば、これもボケと捉えてくれそう」と判断しながらボケるようにしてる。いや、生活にボケって決して必要ではないんですけど。
で、自分が聞いてたポッドキャストでの「ボケてます」の発言は、ちょっと聞いてて嫌だったなぁと。
気づかれなかったボケを、「あれはボケ。それに気づかないあなたたち、だめです」と相手の責任に転嫁しているので。
相手がそれをボケと取れるかどうかを見定められなかったボケ側の責任じゃないですか。

なんか、圧力強めの発言とか態度に出て、相手が臨戦態勢に入ってプロレスをしたがってるのかもなって人を見かけることがあるけど、人って、あんまりプロレスをしたくないし、
あと「勝とうと思ってるなこの人」って思ったら、言論のプロレスはしたくないですよ。
勝敗付きにくい上に嫌な気持ちだけ残るので……。

話は最初に戻るんですけど、僕のブログが閉鎖しただけでネットの治安が良くなるわけがないのは100人中136人ぐらいが同意してくれるはず(定義上規定できない人数を算出するという大げさなこと言いのボケです)なので、ボケか、大マジで言ってる天然ボケな人だとは思います。
ただ、これもやっぱり、関係性構築ができていないので、ボケと自覚して言っているのかわからないし、ツッコんでいいかどうかもわからないわけで……。
どうしよう……僕がブログ閉鎖したら、ネットの治安が良くなって、Qアノンとか、Co○○○○○とか、ナ○カとかも解決するのかなぁ……。
ところで、「ナニ○」って名前を使われたりして、冨樫先生もとんだとばっちりですよね……。

 - コミュニケーション, , 日記

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