てやんでい!!こちとら湘南ボーイでい!!

映画音楽本ごはんの話を、面白く書けるようにがんばります

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「普通の親は子どもにそんなことを相談しないんだよ!」 221019

   

太っている。
上半身裸で筋トレをしていたところ、自分の脂肪が気になった。
醜く突っ張っている腹を叩くと、肩あたりまで波紋が伝わった。
終わった。完全にデブだ。贅肉が全身を覆い、連結したことが証明された。死しかない。

BTSのメンバーが兵役に就くことを発表した、というニュースが出た。
僕が一番好きなメンバーである。
それをどうやらNHKがニュースで報じたらしく、Twitterでは「どこの国の国営放送ですか? NHKに価値なと無し」というツイートがトレンド入りしていた。
BTS嫌いな人って、BTSに親でも殺されたんか? ってくらいBTS嫌いですよね……。
小薮って右翼芸人だと思うんですけど、なんかで、「日本の音楽聴け!」って叫んでて怖かったです……。
あなたが大好きな川谷絵音さんとか、海外の音楽聴きまくってると思うんだけど……そういった矛盾を心の中でどう整理しているんだろうとよく思う。
「我が国の生産製品を鑑賞せよ!」って。
普通にJ-POPよりもK-POPのほうが面白いんだから、後者に惹かれるのは自然ではなかろうか……。
製品として、「日本で作られているから!」が聴く根拠なのってめっちゃ面白い現象だなと思います。
あと大塚英志さんが、演歌や歌謡曲の作家に在日コリアンが多くいたという指摘をしていたな。
右翼の人々が大嫌いなコリアンの方々が、右翼の方々が礼讃する「クールジャパン(ちょっと話が飛ぶけど)」の担い手として多くいるということは、彼らにとっては矛盾になり得ないのだろうか。

福満しげゆきさんの新刊が出た。という福満しげゆきさんの奥さんのツイートを見た。
福満しげゆきさんの本は毎回、本屋で購入している。
Amazonで買ってもよいのだけど、本屋で買った方が、本屋で今後も福満さんの本が取り扱われる確率が上がるかと思うのである。
映画館が入っているショッピングモールに本屋もあるので、映画を観に行ったついでに買っていた。
しかし今回の新刊は在庫がなかった。発売してからわりとすぐだったので、完売ということではないと思うのだが……。
せっかくここまでこのお店で福満本を買うという習慣を作っていたのに、入荷されなくなったのかと思うとショックだった。
社会参画のつもりで本屋での買い物を続けていたが、ショッピングモールのデカめの本屋でもこの有様かと思うとどうしようもない。

福満さんの漫画の内容もちょっとキツかった。
一応説明すると、妻と二人の息子と一緒に暮らし漫画家の実録もの漫画を多く描いている。
今回の巻では長男の中学受験が描かれるが、うまくいかなかったようで、夫婦間がちょっと険悪になっている。
そのことを福満さんの立場から描いているわけだが、ちょっと奥さんの描き方が悪者すぎるように思われた。
また、受験に失敗した長男本人に、「お母さんとケンカになっている」と相談し、長男が「普通の親は子どもにそんなことを相談しないんだよ!」と抗議するコミカルなシーンがあった。
コミカルに描いてはいるけど、長男君ちょっとかわいそすぎるなと思った。
福満さん自身も「人間関係が妻と息子しかない」とは言っているけど、こんな調子で何でもかんでも子どもに吹き込むのって健全だろうか……。

なんか前にも書いた気がするけど、ウチの両親もそんな感じだったと思う。
父は母の悪口を、母は父の悪口を、互いがその場にいようがいまいがよく口にしていた。
自分の親の悪口を自分の親から聞かされる子どもの身になって考えるということができないんだろうかと思う。
僕は親になったことがないけど、人の親になるとそのような分別は失われてしまうものなんだろうか。
「悪口」じゃないとしても、ネガティヴなニュアンスとか、子どもに話すべきでない内容って、判断できないもんなんだろうか。
思うに、うちの両親も人間関係が少なかったので、「はけ口」が子どもに向いたんだろうなと思う。
宮台真司さんが「主婦のバカが子に移るから、母親は働いて子どもと接する時間を減らすぐらいがいい」って書いてたけど、まぁ、部分的には納得する。

シンプソンズで、小学生の子ども二人が旅行に出てしまい、旦那も仕事で家を開けていて、お母さんがさみしがるシーンがある。
お母さんは寝ている乳児のところに行き、咳払いをする。
乳児は眠ったまま。
お母さんは乳児の背中を突っつく。
すると乳児は驚いて泣き出す。
お母さんはそんな乳児に「どうしたの。よしよし、大丈夫大丈夫」と言いながらあやす。
「役割を得ようとする、寂しい母」の生々しいシーン。
あと別のエピソードで、友だちができないことに悩む小学生の娘に対して、「お母さんも子どもの頃は友だちが少なかったの。でもいつか娘を産んで、最高の友だちになろうって思ったわ!」と慰めるが、娘は、「お母さん、それは嬉しいけど、私が欲しいのは同年代の友だちなの……」と返すシーンがあった。
生々しい。
「友だちっぽい親」が増えてるって話はずいぶん前から聞く。
いいのか悪いのか分からないけど、親が親をしようとしないのはちょっと怖いよなとは思う。

『ロケットマン』で、エルトン・ジョンがカウンセリング室で、両親に向かって「僕の前で悪い言葉を使うなよ」と言うシーンがある。
映画館で観たときはたしか上記のようなニュアンスだったと思う。
配信開始になってから吹き替え版と字幕版を見たら、「僕のことを悪く言うな」って台詞になっていた。
原語版を確かめればいいのだろうけど、面倒なので、しない。
親が目の前で悪い言葉を使っているのって、地味に、けっこうなトラウマになりますよね。

福満さんについて言うと、ダウナーな時期には信じられないぐらいダウナーになっていて、安定しているときは普通に面白いので、まぁ、これからも読まねばとは思っています。

・今日聴いた曲
原曲ももちろん良いのだけど、この曲は映画の中での使われ方もほんとにいいっすよね。
そもそも、映画の冒頭の会社ロゴが出るシーンで、この曲のイントロをなぞっているのがとても良いです。
映画全体で言うと、まぁちょいちょい難点も見受けられるけど、いくつかのシーンが美しすぎます。
思い出すだけで泣きそう。好きだ。

 - 日記

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