230206 意識
人通りの少ない夜道を歩く時、同じ方向に向かう人がいるとちょっと気まずい。
自分は歩く速度が平均よりも多少速い程度なので、相手が平均かそれ以下の速度で歩いていると、ゆっくりと追い抜いていくことになる。
相手が女性の方だと、たまにこちらを振り返ってきたりする。
夜道で自分に追いつこうとする足音を警戒しているのだろうなと思う。
まぁそういう経験は男であれば誰しもあることと思う。
女性の方は「気まずい」どころではなく、「恐怖」も感じているだろうと思う。
こういう時に、「歩く速度を相手と同等か、それ以下に落とす」という気遣いもありえるのかなとうっすら思うことがあるが、歩調を変えることでかえって警戒させるのでは…とか、早く家に帰りたいし自分には害意はないしいいかと思って、結局はそのまま歩くことにしてる。
夜中に住宅街をジョギングすることもあるので、なおさら気まずい。
なお、自分の住む地域は大通りであってもあまり道の幅は広くないので、あまり大通りを走りたくないので、住宅街を走り抜けるのであった。
先日、「男と話してたら「夜道で女性と同じ方に歩いたりしてると、警戒させたりしていないかと申し訳ない気持ちになる」って言ってた。意識してるってことだよね!?」って書いてあった。
意識はするやろ…意識することすら批判の対象になるんだったら、生きていくの無理じゃない?
夜道でだけ女性がいることを意識しないモードを雄に搭載できる社会はしばらく到来しないと思うので、夜道で男に意識されたくない人に折り合いをつけてもらうしかないんじゃないかな…
というか、女の人が歩いていることを意識するというより、人間が歩いていることを意識するという話だろ。
女の人と男の人で住む地域を分けて生活するような未来がきたら面白いっすね。ハンターハンターの流星街みたいになっちゃいそう。
意識すらするなって、思想警察にも程があるだろう。
正気でそんなことを言っているのだとしたら、マジでやばすぎるっすよ。
そんでそのツイートがまぁまぁいいね数付いてた気がした。
怖かった。
そんなに怖がられながら生きていかないといけないのか? って思った。
まぁ怖がらせているなら申し訳ないけど。
でも「意識されて怖い」って、存在を認識するのは生物として当然というか、本能だと思うのです…雌雄問わず、人間がいたら意識しますよ、それは。
こういった問題って、言語でコミュニケーションを交わすわけにはいかないから、歯がゆい。
「私は痴漢ではありませんよ!」とデカい声を発しながら歩くわけにもいかないし…。
割と駅から近いところに住むのが好きなのだけど、駅から徒歩でまぁまぁ歩くところに住んでいたとしたら、歩く距離に比例して、このような面倒なことを意識しなければならない機会も増えるのだろうなと思う。
難儀ですね。。。
・今日聴いた曲
いろいろカバーされてる曲。
やっぱりシンプルで面白いですよね。
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