てやんでい!!こちとら湘南ボーイでい!!

映画音楽本ごはんの話を、面白く書けるようにがんばります

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パンツの縫い合わせ部分が尿道に食い込む 220903

   

パンツの布同士の縫い合わせの部分に、ちょうど尿道の入り口がはまり込んでしまって、摩擦で尿道がすれてものすごく痛くなることがある。
尿道を刺激して性的快楽を得る手合いもいると聞き及ぶのだけど、どういうメカニズムなんですかね。尿道って。
女性の尿道責めの話を聞くことはない気もするのだけど、男女ともに同じくらいの比率で「尿道責められ好き」は存在しているのだろうか。

『人類は衰退しました』、7巻の佳境まできている。
いきなり、めっちゃ急展開。佳境ってる。
8巻と9巻は連作になっており、9巻で物語本編が終幕になるようだ。
ここから、あと2巻分も、こんな佳境っぽい展開から進むなんて想像できない。
全9巻なので、物語全体のクライマックスに入ろうというタイミングもやっぱり調整されているなと思う。
ずっと面白い。
マジで私、テキストで笑っちゃうのって田中ロミオさんのものだけかもしれないです。
あー。天才だ。どうなっているんだこの人。
読み終わるのがちょっと寂しいです。
でも、終わるのが寂しいと思えることは健全だと思うので、いい物語に巡り合えた証ですね。
なんか本とか映画とかよりも、「終わるのが寂しい」って感覚は、ゲームに対して覚えることが多いな。なんでやろ。没入してるって証かな。

昨日書いた、「エクストリーム擁護」へのいら立ちについて。
そもそも文脈が全然わからないので、何を書いても意味がないかもしれないのだけど、「失敗したこと」をなかったことにしようとする態度って良くないなと思った。
僕は海外の音楽を鑑賞するのが好きなのだけど、キャリアの長い音楽家だと明確に「失敗作」が存在していることが多い。失敗までいかなくても、新しいファンの獲得ができずに売り上げが落ち込み、評価も高くない「ふつーの作品」とか。
音楽的に冒険してみたけど面白くなかったり、あるいは同じ路線を維持しようとしたけどすでにトレンドから外れていたり、あるいはそれまでの作品を超えるクオリティを出せずにファンから受け入れられなかったり、まぁ、いろんな種類の「失敗作」がある。
でも、発表した当初には「失敗作」と呼ばれたけど、年月を経て「再評価」されることもある。
僕が好きなWEEZERというバンドは、デビュー作がとんでもないヒットを飛ばして時代の寵児として祭り上げられたのち、セカンドアルバムが批評筋からは「ゴミ」として酷評された。
ポップパンクとドゥーワップを基調にして、さえない青年の心象風景や恋愛模様を歌ったファーストに対して、セカンドではグランジっぽい歪んで重たいギターサウンドがメインになり、歌う内容も「セックスしまくりのロックンローラー」の私小説風のものになった。
歌の内容については、おそらく、バンドのソングライターは「セックスしまくりのロックンローラー」の振りをして書いたフィクション要素が半分、事実が半分程度だと思うのだが、批評筋では全体的に「事実」として受け入れられたっぽい。
僕はこのアルバムが大好きだし、現在では再評価が進んでいる。
このアルバムの全曲を演奏する再現ライブにも行ったが、『ローリングストーン』というアメリカの大手ロック雑誌で酷評された記事の切り抜きがステージのスクリーンに映し出されていた。
バンドのメンバーは笑っていたけれど、このセカンドアルバムをリリースしてから、6年間は新作のリリースが行われなかった。
メンバーが大学に進学したり脱退したりとあわただしい時期だったのだろうし、セカンドアルバムの内容がかなり精神的な消耗を産むようなものだったことは想像に難くないが、「受け入れられなかった」という事実も、活動しない期間が長引いた一因だったのではないかと思う。
6年ぐらいの活動停止期間の後には、2~3年に一枚はアルバムをリリースしているし、多い時には毎年アルバムが出るような創作意欲旺盛なバンド活動が続いてる。
まぁ、これは、僕が一番好きなバンドの話です…。
「どうでもいいな」というアルバムの次に「めっちゃ傑作じゃん」ってアルバムが出ることもある。

再評価されたものを例として書いてしまったけど、表現とか創作活動をしていたら、ずっと傑作だけを作り続けるわけにもいかないんだろうし、別に「失敗だった」ってものがあってもいいのでは、と思う。
良くないと感じたものを「良かった」とお世辞みたいなことを言ってしまうと、本当に良かったものにたいしての「良かった」の価値が薄れるし不誠実だよなと思う。
「良くなかった」と言わない権利はもちろんあるけど、「良くなかった」というのも権利だと思う。
お金を払ったり、時間を割いたりしている以上は、触れたものに対しての感想を発信する権利はあるよなーと思います。
というか日本って、多分、人口がそんなに広くなくて、音楽にせよお笑いにせよ映画にせよマーケットが小さいから、食ってくために必死になりすぎてる人が多いと思う。
作り手だけではなく、メディアもそういう傾向にあって、基本的に表現や創作をする人の提灯記事ばっかりですよね。
多分海外のメディアってもうちょっとはっきりと批評をする精神があるし、英語圏の文化って英語圏全体がそのままマーケットになるので、表現や創作をする人間や、それについて話したり書いたりする人がもうちょっと自由に考えてるように思います。
作り手について言えば、「食っていくためにずっとそこそこは売れていなければ」感に支配されてしまっているように思う…。
英語圏のミュージシャンって、作品の売り上げはもちろんですけど、世界中をツアーで回ったお金を貯められるから、創作活動は好きにやってる人って結構いると思います。

今回の件について、多分、表現した側が何を目的にしているかがあいまいっぽいのもなんか釈然としない。
「売れたい」「再生回数伸ばしたい」というのであれば、それを目的にして企画したり、動画を撮ったり編集したりするべきであって、目的達成のための手段は勉強すべきだと思う。
「面白いことをやりたい」が主目的なのであれば、別にアンチコメントとか再生数については気にしないでいいと思います。もちろん、「面白いものになっていたか」って振り返りは必要でしょうけど。
「俺が面白いと思ったことをやって売れたりいっぱい再生されたりしたい」というあいまいな目標だけで大きな企画を動かしたのであれば、もうちょっと自分の意識とか企画自体を練った方がよかったんじゃないっすかと思う。本人たちがそれをできないのであれば、周りがそれをサポートしてあげた方がいいと老婆心ながら思います…。
多分、「アンチコメントがいっぱい!」ってコメントをするあたり、本人の意識の軸も定まっていないのだと思う。
「アンチコメントがいっぱい!」というSNSの投稿を読んで、「よしよしじゃあ見てみよう」「なんだそれ、面白そうだな」と興味を惹かれる人間はあんまりいない…というか「引く」反応の方が多いと思うので…。
いや、不快な気持ちになるのはわかりますよ。
でも、ナダルさんもいろいろ思うところあるだろうに、同様の投稿などはしなかった。
ナダルさんの方が仕事があるので、別のYouTube企画にそこまで執着していないこともその理由なのだろうけど、言いたいことをぐっとこらえて仕事しているんだろうなと思った。(でもそんなナダルさんに今の俺は特にときめいたりしない。愛は終わった)

ほんで、エクストリーム擁護者さんが、「アンチコメントが先入観になってしまったんです」とか書いていたことにむかついた理由として、そう簡単にコメントごときで先入観植え付けられるか? お笑いファンのこと馬鹿にしてないか? という思いがあった。
繰り返すが、ぼくはYouTube動画のコメント欄はほとんど見ることがない。
ただ、多くの人がコメント欄を見るとして、動画自体が「面白い」か「普通」くらいの感想だったのに、コメント欄で酷評されていたらその感想が覆るだろうか。
僕は覆らないと思う。
ふつう、そんな簡単に、人の意見で自分の感覚をひっくり返しませんよね。
対面のコミュニケーションであれば同調圧力で左右されることも理解するけど、自分が好きで見に来てるネット動画で、「コメント次第で感想が決まる人」ってそんなにいないでしょう。
そこが、擁護者さんが、「アンチコメントのせいで面白くないと思われたのだ」という意見を呈していることへのむかつきだった。
消費者舐めすぎでしょう。。。
消費者を見下しているのか、自分が一般消費者を俯瞰して見る上のグレードにいると思い上がっているのか…どちらにせよ僕、そういう人のこと、嫌いじゃないですか。

なんか人に気を遣うような書き方をしてしまった気がする。

財布を買おうかと思ってたけど、まだ使えそうだし、出費が続きそうなので、買い換えを控えていたんです。
しかし最近になり、今使っている財布のジッパーが多分伸びてきて、収納しているカードを取り出そうとするとジッパーに引っかかるようになってしまった。
もちろん引っかからないように注意すればよいのだけど、カードを出そうとする度に注意する必要がある状況にストレスを感じる。
買い換えるしかないのだろうか……財布……。
でも欲しいものは5万円ぐらいからです。
嗚呼……。
今使っている財布はベーシックな形をしているのだけど、ちょうど3年ぐらい前の、今ぐらいの時期に、50%オフで買えたんですよね。
嗚呼、50%オフ……思い出すだけでも快楽を覚えます。

・今日聴いた曲
「ぱららら」で有名なオンリー・ユー、原曲はシンセポップだったんですね。
シンセポップってイギリスで盛んだったんだなぁと改めて認識。
安いシンセだけで構成されている曲、なんかえもいわれぬ寂しさがありますよね。
「ヴィデオ・キルド・ザ・レディオスター」なんかもそんな感じ。

 - コロコロチキチキペッパーズ, 日記

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