YouTubeのコメント欄ってそんなに見るもんですか 220902
2022/09/06
イライラして頭がおかしくなりそうなので書き殴ります。
堂々と、間違ったことを主張している人にはイライラくるではないですか。
「正しい」「間違っている」の判定ができない領域はあると思う。
でも、「それは人それぞれだから」と、人同士の合意点を探ろうともせずに、理解することを放棄している人にはイラッときてしまうんです。
コロコロチキチキペッパーズというお笑いコンビにハマっていたんです。
彼らはYouTubeチャンネルを持っていて、週に3つぐらい新規の動画をアップしているんです。
最近どの芸人YouTubeチャンネルもそうだと思うんですけど、コロチキの動画も再生回数が低迷してきているんです。
普通にアップしても1~3万回再生ぐらいで頭打ちになって、そこから上がっていかない。
で、最近、「ナダル軍団オーディション」のドキュメントを配信したんです。
これが全11回あります。
コロチキはこの動画をアップする前から、YouTubeチャンネルとかオンラインサロンの日記で「大型企画を撮影しています」とぶち上げて、ファンの期待を煽っていたんです。
僕はこのシリーズが公開されたときに、ちょうどコロチキに飽きてきたタイミングだったこととか、あんまり面白くなさそうな企画なので再生回数を増やすことに心理的に抵抗があったので、見ませんでした。現在も見ていません。
ただ、自分の知人から直接聞いたり、Twitterのタイムラインで見る限り、評判が良くない。
また、ツッコミの西野さんが「動画にアンチコメントがたくさん付く!」とInstagramやTwitterで、批判的なコメントをスクショして掲載するといった人格者にしか思い付かないような素敵でイノベーティブな行為をしていたりしました。
私はその行為に、どんなメリットがあるのか全く理解できませんでした。
自分の動画についた批判コメントを「アンチ」とラベリングして、SNSにも晒すって芸当を他所で見たことがないんですけど、みんなやってることなんですかね……?
状況を詳しく知らない人が見たら、「引く」と思うんですが、そういうことはあんまり考えないんだろうか。
そんな姿を目にしていたため、ますます「わざわざ見なくてもいいか」との思いを深めました。
ナダル軍団オーディションは全11回と書きましたが、最終回のアップロードはつい先日でした。
最終回アップ後にも、ツッコミの西野さんは「皆さんの温かいコメント見ています!」として、また、動画に付いた批判的なコメントをSNSに流しておらっしゃった。
そこに付いたコメントに「新しいことを始めると、絶対に叩きたがる人が出てきます。再生回数が低いのは、アンチコメが一番上に来ているから、それが視聴者の先入観として入り、動画視聴時間の減少に繋がってしまった」との擁護コメントが付いていた。
私、こういうエクストリーム擁護を目にするとブチ切れそうになるじゃないですか。
安倍政権擁護のネット右翼とかにも逐一ムカつく質なんです。
で、なんか正論っぽく書いているところも本当に嫌でした。
自分がYouTubeの動画を見るときって、まずサムネとタイトルと再生回数とかを見て、「興味があるかどうか」を判別します。
この時に、動画の「コメント数とコメント内容」「低評価と高評価の数」は見えないです。
動画を見始めた時には、まず動画を見ます。この時も特にコメントは見ないです。
つまらなかったら、動画の再生をやめます。この時に僕はコメントを見たりしないですけど、コメントを見て、「自分と同じようにつまらないと思った人はいないのか」とか、「自分はつまらないと思ったけど、楽しみ方を見出している人の意見を見てみたい」とか考える人はいるかもしれないです。
動画が面白かったら最後まで見ます。続きの動画があれば、そのまま次に進みます。この時に、「自分と同じように面白いと思った人はいないか」とか、「自分は面白いと感じたけど、つまらないと言っている人の意見はあるかな」とか考えて、コメントを見てみる人はいるかもしれないです。
エクストリーム擁護をしている人の意見であんまり意味が分からなかったのが、「否定コメントの刷り込みのせいで面白くないと感じた人が居る」との意見なのですが、YouTubeを見る時に、コメントを「面白いか否かの判断」に使っている人って本当にいるのかな? というところ。
僕が標準的なYouTube使いをしているとは思わないです。僕はあんまり他の人の意見って気にならないので。
ただ、そんな僕でも、ネットで「コメントを参考にすること」はあります。
Amazonとか、ネットで、お金を払った物を買ったりサービスを受けたりする場合です。
お金を払うことなので、損をしたくない。
そのため、実際のユーザーの声を集める場合がありますね。
ただ、YouTubeで動画を見る場合、再生しても別に損はしないので、コメントを参照するという習慣ってあんまりみんな持ってないんじゃないですかね……? 持ってるものなのかな。
もちろん、長い動画だったり、何か「効果」を求めるような動画だったらコメントを参照するかも知れないです。(たとえば「ダイエット動画」だったら実際に効くかどうか、「英語学習動画」だったら学習効果が見込めるかどうか)
でも、お笑いコンテンツだったら、「自分が面白いかどうか」は期待するだろうけど、事前にコメントを見て「おっ、これはコメント欄でも絶賛一色だな。じゃあ見よう」といった判断をわざわざするか?
もちろんシリーズものなので、「この先面白くなるか」は参照したいかも知れないです。また、第一回のコメントで、「この先面白くならないよ」とか書かれていたら、回を重ねるごとに再生回数が落ちたりするかもしれないです。(でも、第一回で「先が気になる」って期待を持たせられないのだとしたら、それはやっぱりコンテンツとして成功してないって証ですよね。ドラマでも漫画でもお笑いでも、「先が気になる」ように作るテクニックは求められる物ですもんね……)
数字を確認すれば実態が見えると思ったので、今の時点での、シリーズの再生回数を見てみました。
第一回:7.5万回
第二回:5.1万回
第三回:4.4万回
第四回:2.8万回
第五回:2.4万回
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第十一回:3.2万回
第五回から第十回までは3万回前後でした。
右肩下がり一方、というわけではなく、回ごとにばらつきがありました。
サムネとタイトルで気になったものだけを見ている人とか、気に入った動画を複数回再生している人がいるのかなー、と思いました。(同一アカウントでの複数回再生って、再生回数には影響しないんだっけ?)
で、最終回だけ、数千回分はハネ上がってる。
途中経過は見ずに、オーディション結果だけしっかり確認しておきたいって人が居るっぽいですね。
で、再生回数の落ち具合は、第一回から四回までは、しっかりと下降傾向を描いています。
シンプルに、「面白くない」から、続きを観ることなく脱落した人が出ただけだと、数字を見た私は思いました。
僕はオーディションを見てないです。再生回数増加に貢献したくないので……。
ただ、自分の知り合いから聞く話でも「面白くない」「なんでこの企画をちょい前から期待煽ってたの」「これを面白いと思ってるのか」といった感想を聞きます。
あとは「見てない」ですね……。
もちろん僕がコロチキに飽きているから、絶賛意見を伝えてこないって状況もあるかも知れないです。僕の意見にもバイアスかかってるかもしれないです。
ただそれにしても、数字は正直ですからね……コンテンツとしての引きがないので、途中で脱落する人が続出。
最終回ですらそんなにハネてない。
ナダルさんは、オンラインサロンの日記で、動画に付くコメントについて「えらい評判が悪い」と書いていた。
西野さんはSNSで「アンチコメント大量!」とか書いた投稿を複数回行っている。
西野さんのその行為が、何か良い結果を生むようには思えない。もちろん人間なので、吐き出したい気持ちも理解はしてるつもりですけど。かつて西野さんのファンだった、という知人ですら「あれはいたすぎて見てられない…」と嘆いていました。
また後日別の機会に僕が思ったことは詳しく書いてしまいたいのだけど、西野さんは「俺を批判するやつはYouTubeにしかいない」と言っていて、僕は驚愕したことがある。
あと厳しいこと言ってしまうと、「アンチコメント」って正直そうそう付くものでもないので、自身の行いの結果でもあると思うんですけど……自分が見ている限りでも非倫理的な振る舞いも多々あるので、そういうところを嫌う人もいるやろうと思う。
ナダルさんみたいに、そういう部分をウリにして大々的に露出しているならともなく、露出少ないのにアンチが付くってどういう事態なんでしょうね。
もしもその「アンチ」が存在していたとして、また、そのアンチの暗躍によって大型プロジェクトがコケたのだとしたら、それはそれで、そういう潜在的なリスクを予期できなかったという落ち度もあるって判断になるんじゃないかなと思いました。
まぁ、それはうがった見方であって、僕は単に、動画が面白くなかったというだけの話だと思ったのですが。
動画を見てないし、コロチキが動画のコメントを実際にどう思っているかや、再生回数いってないことをどう捉えているのかは不明です。
ただ二人のサロン内での発言やSNSの投稿、またその投稿へのエクストリーム擁護について思うところあり、頭がおかしくなりそうだったので、思ったことを書き殴りました。
寝る前に一時間読書しながら音楽を聴く時間を設けたいなと思った。
徐々に本を読む習慣を生活の中に取り戻したい。
ところで「秋の夜長」とは言うけれど、夜が長かろうが、次の日に仕事があるんだから、夜に芸術とか食を楽しんでいる時間なんて無くないか?と思う。
今のように、一日8時間労働が普通になったのっていつ頃からなのだろう。
二年ぐらい前に、『東京ラブストーリー』のドラマを見たのだけど、平日の夜が長すぎてびっくりした。
午後5時の定時上がりがほぼ当然だった時代の風景ってあぁだったのだろうか。
あとあのドラマ、仕事中に私用の電話をかけまくっていたのもすごい。
仕事中に「ちょっと出てきます」と私用での外出も多かった。
でも昔の本を読んでいてもそういう行為って普通に観られたりする。
仕事さぼるのって楽しいですよね。
・今日聴いた曲
「ウィップラッシュ」を聴いて、その流れで、映画『セッション』で使われたこっちの曲も聞いた。
ジャズってカッコよいのですけど、展開が全く脳に定着しないです。CLASSICも。
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