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身長の高低が精神に及ぼす影響

      2022/05/23

日本人男性の平均身長は171センチだそうだ。
年齢別で見ても、すべての世代で平均は170センチくらいになるもよう。
日本人の体型自体が、食生活が欧米風になってきているのに伴って変化しているといった風潮があったけど、身長に限っていうと大きく変わってはいないのかもしれない。

日本全体の平均は170くらいかもしれないけど、環境によって、高い人が集まっていたり、高くない人が集まっていたりすると思う。
自分の体感だと、平均身長はもうちょっと高そうな気がする。

ライブ会場に行くと、音楽のジャンルによって、参加している客の平均身長が全然違っているような気がする。
もちろん参加する男女比による違いからそう感じているだけかもしれないけれど、やっぱりジャンルとは、アーティストによって身長の傾向って出ると思います。
僕が参加してきた中で、一番平均身長が高かったのは、ヒップホップ・グループのザ・ブルーハーブだ。
彼らのライブの客層が90%程度が男性で、女性も男性の同伴が多い。
しかしそのことを差し引いても、身長の高い人が多かった。
あと、岡村靖幸さんのライブは女性客と男性客の比率が半々くらいになるが、女性客の身長がとても高くて、170センチ超えの女性がポンポンいた。
ブルーハーブのMCのボスさんと、岡村靖幸さんは、どちらも180センチを超えている。
アーティストの身長と、お客さんの平均身長は比例するのか?
そうなると、米津玄師さんは190近い高さがあるらしいので、お客さんも大きいのだろうか。
(けど、あの規模の人気になると、今僕が書いているようなくくりからは外れるような気もする)

逆に、お客さんの身長があまり高くなかったなと感じるライブに、パンク・バンドのオフスプリングがある。
これは参加したのが十年以上前なので比較対象にしにくいけれど、女性客の身長が低かったことに驚いたことは強烈な印象だった。
男性の身長は全然覚えてない……。

「ヒール靴で参加できるライブか否か」という問題もありそうだけど、観察する限り、岡村靖幸さんのライブに来ている女性客もヒールではなかった。

ウソか本当かはわからないけど、昔、TVのバラエティ番組「やりすぎコージー」で、風俗嬢は身長が低い女性が多いという話題があった。
たしか実証していて、確かに平均身長は一般的なものより低かったはず。
そこで「子役の女の子の身長も成長が止まるのが早い。『子どもらしくあることを求められている』という環境が、深層心理に作用するのではないか」という仮説を立てていた。
性風俗産業に従事するということは、男性の欲求を満たすことを生業にするということ。
性風俗産業に関心を持つから身長が低くとどまるのではなく、身長が高くないことで人から見おろされることが多く、それが圧迫感になり、人に従うような志向になってしまうのかもしれません。
いや、なんとなく思うだけの事ですけど……。
AV女優さんも、平均より身長が低い人多いですよね。
でも、メンズエステのセラピストさんは身長高い人も多いと思うんですよね…。

心理と身長(体)の関係性、興味深いです。
身長によって、人からの見られ方が違うだろうし、心理に影響する可能性はあるよなとは思います。

かくいう、僕自身の身長の話をしたい。
僕自身の身長は平均よりも、だいたい10センチ高い。
なので、ライブはわりと視界を遮らずに観覧することができる。
身長が高くて良かったな、と思う瞬間は、ライブを観ている時ぐらいだ。

ただ、これは、僕よりも後ろにいる人の視界を遮ってしまうということにもなる。
ライブが始まる前の時間などに、頭の後ろから「見にく……」「ちっ」とか聞こえてきたこともなくはない。
けれど、僕は、まぁまぁ前の方に行ってライブを観たい人間なので、迷惑を顧みずに、自分の行きたいところへ行く。
しょうがなくないっすか、これは。
一度、「前のやつでけー」と言われた時は、さすがに振り返った。
あんまり背の大きくない、同年代と思しき男性だった。
僕が前を向き直すと「ははは、ちょっとくらい分けてほしーって思うよなぁ」などと言っていた。
そんなにすぐにビビるなら、何も言わなければいいのに……と思ったけど、場内のSEにかき消されて、僕には聞こえないと思っていたのかもしれない。

ライブ観覧における、適切な立ち位置については、様々な意見があると思うので、ここでは考えない。

ただ、迷惑をかけている人に対して弁解をさせてもらうと、身長が平均よりも大きいと、デメリットも多い。
日本の生活環境は、平均身長程度の人が快適に過ごせるようにできているので、高身長だと足腰を痛めるリスクが高い。
キッチンや洗面所、電車の座席など、子どもでも使うことが想定されるものは平均よりも高い身長の人間が使うと身体に負荷がかかりやすい。
机、椅子など一日中使うものなので、自分に合っていない環境に身を置いていると、それだけ身体の故障の原因となりえる。
自宅であれば、ある程度、自分にあった物を探して使うことはできるが、会社や学校などでは備え付けのものを使わざるを得ない場合が多い。
そういった環境で、身体の節々を痛めながら一日を過ごす苦痛は小さなものではない。
僕はかなり猫背で、整体に通っていたことがあるのだけど、そこの先生も「体が出来上がっていく成長期に、自分の体格に合わない机で勉強しないといけないので、背が高い人は骨格が歪みやすい」と言っていた。
大変なんです。

これらは高身長の人間に共通して起こること。
ここから、個人的な経験を少し書きたい。

具体的な記憶はないのだけど、僕は幼いころから、比較的身長が高いほうだった。
覚えているのは、僕の背丈に関する母の言葉だ。
「もっと背が伸びて欲しい。180はいってほしいよね」
この言葉は強烈に覚えている。
多分、似たような言葉は無数にかけられたのだろうけど、とにかく「180はいってほしいよね」という言葉の印象が強い。
言い方も覚えている。
そんなことを言う母に育てられたからか、身体測定で背が大きめであることがわかると誇らしかった。
小学校の、いわゆる「背の順」の並びを決める時に、自分が後ろの方に立てると安心した。

しかし、中学校に上がると、同級生たちは成長期に入ったのだろう、周りの人たちがどんどん追い上げてきた。
僕も当然身長は伸びていたのだけど、いわゆる、「一年で10センチ伸びる」といったようなThe成長期といった伸び方はしなかった。
しまいには、小学校の頃は僕より小さかった男子たちに、僕は身長を追い越されていった。
多くの人たちが部活動に励んで身体育成を達成していく中で、僕は帰宅部で家でゲームばっかりしていたために、差が生まれたのかもしれない。
かなり焦った……アイデンティティ喪失、といった心持だったことを覚えている。

ただ、高校に入ると、だんだんみんなの成長ペースが落ちていったのに対して、僕は20歳くらいまでじわじわと伸びた。
僕は一年の間にグンと伸びることがなかたけど、平均して6~7センチ程度は成長し、最終的に182センチで落ち着いた。
再び「身長が大きい」部類の人間になることができて、僕は満足した。

この身長だと、初対面の人との会話も、だいたい「背ぇ高いね」「いくつくらい?」から始まる。
で、その次にはだいたい「何かスポーツとかやってたの?」とくる。
帰宅部だったことを答えると、「もったいない、何かやってればよかったのに」と流れていく。
何も話題がないよりはましなので、テンプレートとは言え会話の糸口がないことはないという点も、メリットの一つかもしれない。

とは言え、身長について、嫌な思いをすることもある。
ある時、その場にいないある男性の話をしていて、「彼はさわやかだよね」「モテそう」といった、ただの印象にかんする話をしていた。
プラスのイメージを示す言葉がいくつか出たあと、一人の女性がこう言う。
「でもあの人、身長がちょっと低いじゃんね」
その場にいた全員が、一瞬固まる。
僕は、その時まで、身長が低いということにネガティヴなイメージを持っていなかったのだけど、その女性の言い方が嘲笑気味だったので、おやっと思った。
で、他の人たちから「あぁ、たしかにそうかもね」「でもそんなに低いってわけじゃないよね」とフォローの言葉が出たのだけど、
「でも170ない人ってね、ちょっと無理って女の子はけっこういるよね」
と、続けざまに切り捨てられる。
その発言をしていた女性は、170センチくらいだったと記憶している。

ここで、母の言葉に戻る。
「180はいってほしいよね」とは、なんと無責任で残酷な言葉だろう。
身長が高いから、なんなんだろう。
未だにこの言葉のもついやらしさを、胸の奥から引き抜くことができない。

ちなみに言うと、父の身長も170ちょいだ。
で、僕には兄がいるが、彼の身長は170に満たない。
兄は身長が平均よりも低いことをコンプレックスに思っていたようだ。
母のことだから、兄の身長のことをデリカシーなく言及していたのではないだろうかと思う。
兄と僕がいる場で、僕の身長が大きいことについて何か話していた記憶は特にないけれど、まぁ、多分言っていただろう。(僕は子どもの頃のことをほとんど思い出せない)

僕は、自分の母親のことをとても無神経な人間(悪意があるのかと勘ぐってさえしまう)だと思っているのだけど、その最たるものが、「180はいってほしいよね」の発言だ。
気持ち悪い。人の身体のことを何だと思っているんだろう。吐き気がする。
努力次第で到達できるものであればまだ理解はするけれど、身体の成長なんて思い通りにいく人間なんてほとんどいない。
人を産んで育てるという選択をした人間として、なぜそういう発言ができたのか理解に苦しむ。
思うだけならまだしも口に出してることがほんとに嫌です…。

自分の身長について、そういう記憶がまとわりつくようになってからというもの、身長に言及してくる異性に対して一瞬警戒してしまう時期があった。
今では別に何も思わなくはなってきたけれど、人の体形や容姿についてポジティブな言及をする場合でも、それを聞いている人がコンプレックスを持っている可能性があるよなとは思う。

多分男で身長が高いということを女性に置き換えると、「胸が大きい」ということなのかなと思う。
大きいものを愛好するフェティッシュな人間がいたり、大きいというだけで視線が集まったりする。
大きいということで肩が凝ったりするリスクがある。
そういうのが好きな人が寄ってくると言えば寄ってくる。
交際相手が「大きいところが好き」と言うと、「大きいから好きってことなのではないのか」と疑心暗鬼になってしまう。

身長の事なんて別に気にしなければいいのに……と思うけど、コンプレックスのほとんどは、本人にとっては深刻でも他者から見れば「大したことなくない?」という事柄だろう。
僕が自分の顔が不細工で嫌だなと思っていることも、人に打ち明けると「気にすることないよ」と言われることがほとんどだし。
でもそう言われても、ずっと気になり続けるものだし、どうしようもないのですけどね。


あと身長が高いと、威圧感を与えるというデメリットもありますね。
自分としては身長が高いことによるデメリットの方が多いなと思ってます。

 - , 日記

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