冷蔵庫には存在感を放っていてほしい 220922
冷蔵庫が壊れたようで、冷たい空気を出さなくなっていた。
なんとか不具合を改善できないかと思って、電源を一定時間抜いたりしたが、直らなかった。
電気店に冷蔵庫を見に行ったが、そもそも、冷蔵庫って買ったその日に持って帰れるようなものでもないよな……と思って店員さんに聴いたら、やはり、店舗とは別にある倉庫からの発送となるようで、だいたい最短でも翌々日到着とのことだった。
そんなん、新冷蔵庫到着までどうやってしのげばいいんですか!?
と思ったけど、自分の所有物の故障なんて自分の責任でしかないので、自分でなんとかするしかないなと諦めをつけた。
結局その場で購入を決定することは難しいと判断して、スーパーで氷を10キロほど買い込んで家に帰った。
冷蔵庫はひんやりを外に逃がさないために、電力を使わずとも冷蔵機能だけはあると踏んで、取りあえず氷を入れて、内部だけでも冷やしておこうと思ったのであった。
数ヶ月のうちに引っ越しをする可能性が高いので、白物家電の買い換えはあんまりしない方がいいよなと思っていたが、冷蔵庫に今入っている食品を腐らせてしまうのはしのびない。
自分は大きな買い物をする時は、けっこう時間を掛けて吟味したいほうなのだけど、今はまず、生活空間に正常に機能する冷蔵庫がないことのほうが負担になると感じた。
仕方がないので、とりあえず目当てを付けた冷蔵庫を買いに、また電気店に向かった。
そもそも冷蔵庫って、必要な機能がそんなに多いわけではないので、買おうと思ったら「大きさ」「使いやすさ」「消費電力」「自動製氷機能の有無」くらいしか違いがないと思う。
マイナスイオンが云々とか、まぁ細かいことを言えばいろいろあるのだろうけど……。
今家にあるものが、高さ170センチくらい。
なんとなく、冷蔵庫には存在感を放っていてほしかったので、これ以下の高さにはならないようにしたかった。
おっきくあってほしい。
まぁ自分の身長が180センチ程度なので、低い位置にあるものを取り出す動作を日常に組み込みたくないという思いもあった。
一人暮らし用冷蔵庫だと、膝丈ぐらいまでのサイズとか、奥行きはまぁまぁあるけど幅が40センチぐらいしかないものとか、いろんな形状の冷蔵庫が出ていた。
小さい冷蔵庫はなんかラブホ感が出てちょっと嫌やなぁ……と個人的には思った。
冷蔵庫を注文して家に帰った。
自分の投入したアイスで冷蔵庫は冷え冷えになってくれている様を確認しようと思った。
扉を開くと、中は冷え冷えだった。
冷蔵庫到着まで、あといくつ氷を投入しなければいけないんだ……と思ったが、冷蔵庫の奥にあるクーラー部分から駆動音が聞こえる。
手を奥に突っ込むと、冷え冷えの空気が緩やかに送風されているように感じた。
冷蔵庫に耳を当てると、全体に「ブゥゥン……」と、生命の脈動を感じる。
蘇ったようだった。
気まぐれである。
とりあえず物を買うときには吟味したい僕は、取りあえずで注文した冷蔵庫をキャンセルすることにした。
でもいつまた壊れるかわからないし、壊れる前に買うか、いつ壊れてもいいように購入する機体を絞り込んでおくべきだなと思った。
冷蔵庫はだいたい10年おきに買い換えるのがいいですよ、と電気店の販売員さんは話していた。
販売員さん、わかりやすく「上位機」を買うよう勧めてくる人で面倒くさかった……。
もうちょいさりげなく誘導するとか工夫してほしい……。
とりあえず白物家電購入貯金はしておこうと思った。
当り前のように使う家電ってそんなにないけど、冷蔵庫と洗濯機はないと困るものな……。
いや、洗濯機はコインランドリーとかでなんとかなるし、一週間ぐらいならなくても困らないけど、冷蔵庫はずっとないとだめだな……。
貯金しないと。
金がほしい。
・今日聴いた曲
なんとなく、シンセポップを聴くのが楽しい気運になっていたので、ちょっと前から気になっていたジョルジオ・モロダーの『フロム・ヒア・トゥ・エタニティ』を聴く。
昔、ミニミニムーグシンセサイザー手作りキットが付属してくる『シンセイサイザークロニクル』というムックを購入したのだが、そこに「シンセサイザーミュージックがわかる50のアルバム」みたいなディスクガイドページがあって、そこでこのアルバムが紹介されていたと思う。
そんなわけで、モロダーの存在はだいぶ前から、必ず聴かなければいけない存在として認知していたのだけど、いかんせん配信サイトに彼のソロ作がなかったのが痛い。
モロダーは本人名義の作品よりも、プロデュースした曲や、劇伴を手がけた映画音楽で知られているように思う。(トップガンの『デンジャー・ゾーン』もモロダーだ。やっぱりモロダーすごいな)
モロダーの作品も聴きたいなと思っていたが、Spotifyには上がっていなかった。
しかし、定期的にアップされていないか調べに行っていると、先日、代表作とされる蒸気の作品がアップされていた。
しかしアップされたらアップされたで「その内聴いとこう……」とすぐには聴くことをしないのが悪い癖だたなと思った。
聴いてみたらずっとめっちゃ楽しいアルバムだった。
しかしやっぱり、本人名義の作品の大部分は配信されていない。
このアルバムが傑作であると確認できたがために、他の作品も気になってしょうがない状態になっています。
モロダーもっと聴きたい。
ビヨンセもジョニ・ミッチェルも聴かないといけないのに、モロダーも気になる。
気になる音楽は尽きない……人生短いのに……。
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