てやんでい!!こちとら湘南ボーイでい!!

映画音楽本ごはんの話を、面白く書けるようにがんばります

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私的ベストアルバム邦楽編 90-61

      2020/03/31

120番から91番はこちら

90 CERO(セロ)/ Obscure Ride(オブスキュラー・ライド)(2015)

こんなに複雑な音楽をどんなふうにレコーディングするのだろうか……ずっと疑問です。
フーテン気質な世界観はまるでフィッシュマンズのよう。
小沢健二の『エクレクティック』に収録された『一つの魔法』をカバーしていたことに象徴される、リズムの実験に次ぐ実験に次ぐ実験。
『サマーソウル』のようなアンセムまで生み出してしまった。

89 中村一義/ERA(イーラ)(2000)

ミクスチャーライクな音圧高めのギターが印象的な『1,2,3』から始まる3rdアルバム。
歌詞の世界は相変わらずだが、『ロックンロール』のようなアップ・タイトでテンポの速い曲が作られたことに感激。
ブレイク・ビーツなども導入されていて、ある種渋谷系的なノスタルジーを帯びていた前二作から踏み出し、現代的なアプローチが始まったアルバムでもある。
あいかわらず、コーラスの入れ方とメロディメイカーとしてのセンスは遺憾なく発揮されている。
『君ノ声』など、スピッツがパクっている……はず。(逆か?)
もっと突き抜けて売れてもよさそうな人だ。

88 SKY-HI(スカイ・ハイ)/カタルシス(2016)

キャリアを通して捨て曲は一つもない人なので、アルバムを選ぶのは難しい。
しかし「語る死す」とダブルミーニングできる本作では、死や後悔といった、自分の後ろに重たく横たわる過去と向き合うことが軸となっていて、アルバムとしての統一感がある。
商業性(もっと言えば、本業であるアイドル性)とのバランスを取るために、軽めの曲が入っていたりもするが、それがアルバムのクオリティを落としたりしていない。
友人の死を歌った『LUCE』、時代の移り変わりを歌った『ヤング、ギフテッド・アンド・イエロー』の語りなどは絶品。
この人のこういう暗い曲はほんとにいい。
この人は日常の機微を詞にして音に載せることが本当に上手い。
現役の日本の作詞家の中では間違いなく五本の指に入る。
なによりも、全てと向き合ったうえで、肯定してみせる『カミツレベルベット』が最高。

87 the ARROWS(ジ・アロウズ)/GUIDANCE FOR LOVERS(ガイダンス・フォー・ラヴァーズ)(2007)

希代の伊達男率いるアロウズの、メジャー二作目。
メジャーデビュー作『アロウ・ハロー・ビューティフル・ワールド』もクオリティの高い曲が詰まっていたが、インディーズ時代の作品の再録も多いため、アルバムとしての完成度の高いこちらを推す。
「堂々巡りの後には 何かあったかい?」「君は完全マストピープル」
と、下北沢をうろうろしながら抽象的で悲観的な想いばかりを歌うバンドマンたちを一蹴するかのような素晴らしいラインを持つ『マストピープル』に象徴的だが、アロウズはロックンロールの快楽性と躍動感をバチバチに放つバンドだった。
メジャーデビューアルバムの冒頭では『ロックンロールダンシングガール』では「最近思うのは やっぱロックンロールは 明るく 明るくなくっちゃ」とすら宣言していた。
こんな言葉を掲げる男を、信用しないでいられるか?
そしてアルバムのクライマックス『月光の街』はすべてのラインが凄まじいのだが、一部引用すると
「一人の女(ひと)で足りていますか? 綺麗ごとをやりきるべきなのか? すぐに愛してると叫べるか? なんとなくで言えるわけねぇだろ」
「お金には感謝をできてるか? 親に電話を近頃したか? 風邪をひいたら早く寝るのか? 風邪をひいて仕事とかどうすんだ?」
「子どものままでいられたらいいが 大人になるのも努めだろが」
と逡巡するが、最後には「君に会いたいんだ」と結論する。
Andymoriの『ティーンズ』にも近い、他の「ロックバンド」達が歌わないことを一気に叩きつけてくる名曲である。
マジでこのアルバムは最高。
アロウズの活動は停滞気味になり、坂井さんは現在、声優やアイドルへ詞を提供する活動がメインになっている。
メロディメイカーとしても、ボーカリストとしてもユニークな才能を持っているので、もっとばしばし歌ってほしいという気持ちもあります。

86 RCサクセション/楽しい夕べ(1972)

スヌーザーによる日本のロック・ポップアルバムランキングでは一位だった作品。
そのランキングにはRCサクセションの作品が多数ランクインしていたので、スヌーザー信者だった僕は、彼らのアルバムを買ったり図書館で借りたして、聴き込んだ。
だがしかし、未だに、彼らのスゴさは、そんなに感じられないのが実情です。
しかし空虚で、スカスカしていて、本心ではない言葉を交えながら歌われているような言葉の質感は、他ではなかなか感じられるものではない。
フォークやブルーズ、R&Bといった、アコースティックなロックの音は、とてもいい。
折に触れて聴き返してはいるが、いつか蒙が啓けるような時が来るのだろうか……。
かっこいいと思っているのだけど、それが日本のロック・ポップスの最高峰にあるものだという確信は持てないまま聴いている、不純なリスナーです。
でも二十二歳の時よりは、今の方が面白がって聴けているので、そのうちもっと好きになる気はします。

85 THA BLUE HARB(ブルー・ハーブ)/TOTAL(トータル)(2012)

12年発売、今のところの最新アルバム。
3.11後、事態を作品に反映させるアーティストは少なかった。
その事実に落胆しながら過ごしていたのだが、このアルバムは震災と、それから露わになった人災を真っ向から語りつくそうとした。
3rdの『ライフ・ストーリー』はかつての闘争心を鎮めて、全ての人々の営みを穏やかに讃えるような作品だったが、再び闘うべきものが明確になった本作では社会に対するメッセージがぎっしりと詰まっている。
前作ではスロウでどっしりと鳴るビートも多かったが、今作では性急感のあるトラックが再び比重を増している。
O.N.OさんがソロのDJ活動で培ったビート感も、アルバム全体のドライヴ感を生み出すことに功を奏している。
そして、渋みを増したボスのボーカルも、今作では言葉を懸命に訴えかけてくる。
それはもはやソウルミュージックですらある。
3.11を反映した音楽の中で、最も感動的。
40歳を過ぎてこんなに力のみなぎった音楽を生んだことに驚嘆。
にもかかわらず、ブルー・ハーブ名義の新作EPでは
「あれ以上なにができんだって思ってますね 延長20回裏再逆転」
とラップする。
日本が誇る正真正銘のヒップ・ホップ・グループ。

84 平沢進/ Solar Ray(ソーラー・レイ)(2001)

レディオヘッドは2007年に発表した『イン・レインボウズ』時のツアーにおいて、ライヴにおける電力消費を抑えるため、ステージの照明をLEDライトに一新したという。
レディオヘッドクラスのアーティストが、環境への配慮として具体的なアクションを起こすことによるインパクトは非常に大きい。
だが、平沢先生は太陽光発電で生んだ電力しか使わずにアルバム一枚をレコーディングしてみせた。
しかもそのアルバムのライヴでは、太陽光発電で生んだ電力しか使わずにライヴをするという、かなりイカれた企画すらあった。
(しかも当日は悪天候という(笑))。
そんなことを2001年にやっているわけだから、平沢先生は本当に偉い人なのです。
楽曲は、弦楽的なアレンジはほとんどなく、テクノポップ期に回帰したかのように電子音が多用されている。
前年のアルバム『賢者のプロペラ』の表題曲を早くもリメイクした『賢者のプロペラ3』など、一人の人間が同じ素材を料理してここまで違いが出るものなのかと驚くほかない。
『世界タービン2』などはドラムンベースに近い趣もあり、平沢先生も意外とクラブミュージックには耳を通しているような気がしなくもない。
企画自体が面白いし、テクノアルバムとしても傑作。

83 光GENJI/光GENJI(1988)

収録されている八曲の全てにチャゲ&アスカがかかわっているという、ジャニーズの歴史において非常に珍しい作品である。
一枚のレコードとしての構成も非常によく出来ている。
『ハリー・アップ』や『レイニー・デイ』で表現される、十代の少年のワンシーンを切り取ったソングライティングが秀逸。
アルバムの折り返し地点に収録されている『スターライト』の間奏部分……聴くたびに総毛だつほどのかっこよさだ。
特にベースラインの部分。
Jポップが先鋭性を追求していた最後の時代のものだと思うが、それにしても、こんな独創的なアイデアを、少年アイドルのデビューシングルに収録するあたり、ジャニーズも昔はすごかったんですね。
『ガラスの十代』は歌詞、歌唱、メロディ、アレンジのすべてにおいて完璧だ。
歌手という職業、ひいてはアイドル=偶像という存在についてのアスカ氏の哲学が凝縮された内容と、恋愛に悩むひたむきな十代へのメッセージを同居させた歌詞。
それにしてもこのサビのメロディと、言葉のハマりっぷりは、アスカ氏の曲の中でも最高クラスの出来栄えではないだろうか。
女子アイドル戦国時代が終わりを迎えた今、「アイドル」という存在についていま一度考え直してみるためにも、再評価されるべきレコード。

82 ゆらゆら帝国/空洞です(2007)

アングラっぽさを感じさせる歌詞や歌声、風貌などから、サブカルとして消費されている感があるが、実験性を持ちながら、オリジナルのロックを追求していた孤高のバンド。
本人たちいわく「「空洞です」の先にあるものを見つけられなかった」とのことで、ラストアルバムとなった。
この先にどんな音楽を作るのか、聴いてみたくもあるが、確かにここからさらに発展させることは困難を極めそうなのは容易に想像できる。
サイケデリックでありながら、ロックンロール以前のブルーズやフォーク、カントリーなどのルーツミュージックのテイストを保つというスタンスが見られる。
この点で言うと、ピンク・フロイドの処女作にして特異点『夜明けの口笛吹き』に近い。
シド・バレットとは違い、ドラッグを使ったりはしていないだろうに、よくもここまでのサイケデリアにたどり着いたものである。

81 KOHH/YOLLOW T△PE(イエロー・テープ)(2012)

チャラいKOHHも入れたくなったので、デビューを飾ったこのミックステープを。
正式なアルバムとしての一枚目『梔』も大好きな曲ばっかりだし、アルバムとしても優れた構成で組まれているが、こちらの最終曲『SUPER STAR』がコーの曲の中で一番好きなのです。
構成の天才KOHHのことなので、ただ曲をぶっ込みまくっただけではなく、冒頭からチャラいラッパーの日常をチャラけたノリでラップしていくのに、終盤に至るとシリアスな想いの内をたたきつけてくる。
この初期のトラックを聴いていると、丁寧なコーラスワークで成り立つ楽曲が多くて驚く。
キャリアの途中からはコーラスをあまり重ねなくなるが、これは彼がJポップからも強く影響を受けている証であり、広いそうから支持を集めることになった要因でもあるだろう。
「ギャングスタじゃないから ケンカきらーい」という新世代宣言的な名ラインもあり。
コーのミクステは配信サイト上でも聴くことができるが、曲数がだいぶ削られているし、トラックもすり替わっているものが多いので、突き詰めて聴きたい人はCD盤を入手しよう。
ちなみに「イエロー」は、亡き父が韓国人で「黄 達夫」という名前だったことにちなんでいる。

80 フジファブリック/FAB FOX(ファブ・フォックス)(2005)

プログレ趣味がさく裂したアルバムである。
後年になり、この時のフロントマンであった志村さんは「ファブフォックスがあったから、その先に進めた」と語っている。
傑作『ティーンエイジャー』を作るために必要な、バンドにとってのディシプリンだったということだろう。
それにしてもこのアルバムを過渡期の経過報告と捨て置くにはあまりに惜しい。
『茜色の夕日』のように、カラオケで歌おうとするとめちゃくちゃ歌いにくい曲でも、フジの音源では不思議としっくりとハマって聴こえる。
フジファブリックの曲ってめちゃめちゃ歌いにくいよ。
本当にヘンなバンドだったなと思う。
それにしても『銀河』の勢いなどレーザー光線のように鋭い音色のキーボードや、『虹』などエマーソン,レイク&パーマーにも匹敵するような白熱の演奏を聴かせる。
このアルバムを聴くと、フジファブリックは兎にも角にも、鍛え上げられた演奏家集団だったことがわかる。
他の日本のバンド達が怠惰すぎるような気もするけど。ははは。

79 コトリンゴ/この世界の片隅に オリジナルサウンドトラック(2017)

『みぎてのうた』と『たんぽぽ』がぶっちぎりの名曲。
収録されている劇伴のどれもが、曲としても本当に良い出来。
『この世界の片隅に』という物語が強靭な軸として存在しているからこそ、そこに寄り添う音楽も強いものが求められたのではないかと思う。
コトリンゴさんの歌も、音楽も、映画にピッタリ合っている。
最高です……。

78 山下達郎/ RIDE ON TIME (ライド・オン・タイム)(1980)

不朽の名作。
最強のリズム隊を得たことで、セッションから曲を作っていったという本作では、日本のポップ史上でもかつてないグルーヴィな演奏が聴ける。
山下達郎さんの作品の中で、最も間口が広く、世間の山下達郎的なイメージに近い作品だと思う。
シティポップとして再評価されている山下さんだが、リズム求道者としてはもっともっと評価されるべきである。
サチモスがジャミロクワイのようにロールモデルとしているのは、山下さんではないかと踏んでいる。
このアルバムで鳴っている太鼓と四弦だけでも永遠に聴いていられる。
ファンキーすぎてたまりませんわ。

77 七尾旅人/雨に撃たえば...!Disc 2(1999)

天才の処女作である。
マイブラ的な分厚くノイジーなギターの音が印象的。
それはどこか、子宮の中で世界の音を聴いているような、繭の中に閉じこもっているかのような音色である。
本人の手書きの歌詞やイラストが掲載されている歌詞カードも含めて、一つの作品である。
ぜひ、作品を手に取って味わっていただきたい。
(こう考えると、七尾さんは、CDを手に取らないと全容に触れられない作品が多いな)
珍奇な声色、分裂症的な歌詞、ジャンル分けを拒むかのように二転三転するコード……このアルバムの音について説明することは、非常に困難だ。
渋谷系全盛期に思春期を過ごした青年のありのままの心象風景……と言えば聞こえはいいが、きっと七尾さん自身が、自分の中から混濁して溢れてくるモノに対処しきれていなかったのだろう。
しかし、それをどうにかしようと必死に格闘していることも伝わってくる。
そして、全ての音と物語からは、やさしい気持ちを伝えようとしていることも伝わってくる。
僕が、死にたい十代を死なずに乗り越えることができたのは、七尾さんの音楽があったからだ。
自身の才能と感情に、なすすべもなく振り回されていた天才が、不器用に差し出してきた最初のレコード。
また、デビュー・シングル『オモヒデ オーヴァ ドライヴ』収録曲は、全てアルバム未収録。
アコギやキーボードによる弾語り曲で構成されているものの、全てが名曲。
処女作には作家の全てが詰まっている、とはまさにこのこと。

76 荒井由美/ MISSLIM(ミスリム)(1974)

本当は『ひこうき雲』を入れるべきなのだとは思うのだけど……正直なところ、あのアルバムは何度も聴いているのだけど、あんまりのめり込むことができずにいます……。
代わりに、魔女宅でおなじみの二曲が入っているこのアルバムは好きです。
まだ和解というのに、びっくりするくらいに陽気で洒脱になったものだと思う。
『やさしさに包まれたなら』は、いつ聴いても、爽やかな気持ちになるし、行ったことがないのに、見たことのあるような気がする草原の風景が見えてきます。魔女宅のエンディングの影響でしょうか。
草野さんも「スピッツを作った10枚」には、このアルバムを挙げていたし、この際このアルバムが一番好きなユーミン作品だということを開き直ろうと思います。
『守ってあげたい』がやっぱりすごく好きなので、あの曲が入っているアルバムをちゃんと聴いたらここにも入れたくなるかもしれません。
が……あの曲はベスト盤とかでしか聴いたことがないです。
いつかユーミンのアルバムも全制覇したい。

75 ローザ・ルクセンブルグ/ぷりぷり(1986)

近年、バンドの再評価が進んだようで(成海璃子が言及したことが発端ではないか)、未発表音源がリリースされた。
日本で本物のロックンロールをやった数少ないバンド。
『原宿エブリデイ ブルーライトヨコハマ』は「周りからは「綺麗」と言われるけど、本当は自分が不美人だと気付いている女性」というとてつもない先見性を持った曲。
というか問題があらわになり始めたのが近年なだけであって、昔から問題は存在していたのだろう。
(いや、その事象を問題呼ばわりすることも問題ですよね……)
赤塚不二夫的な世界観を持つおちゃらけたキャラクターで歌いながら(「バカボン ほんとは バカボンのパパ」という歌詞もある)、「堕落分子にゃ 分子の意地もある」と歌いもするバンドだった。
アルバム一曲目の『おもちゃの血』の冒頭から高速ギターカッティング、グルーヴィなベース、早くてタイトなドラミングが聴けて、単純に楽器の音を聴くだけでも普通のロックバンドでないことがわかる。
しかしここで言う「おもちゃ」とは、受験戦争に駆り出される子どもの暗喩ではないだろうか。
曲の途中からはバッド・トリップ感もあらわしている。
バンドの名刺代わりの、強烈なインパクトを残す一曲だ。
歌詞の内容はシュール・ナンセンスだが、歌を作るどんとさんは明確にモチーフを持っていることもうかがえるので、やっぱりすごいものには太いバックボーンがあるものなのだと思う。
グループが、二枚のアルバムしか残さなかったことは極めて残念なこと。
だが、彼らが残した音源を聴くと、メンバー各人が持つ音楽性がそもそもかなり異なっていてることがわかるので、逆によくその状態で二枚も作ったものだとも思う。
そしてリアルタイムのポスト・パンクやニューウェーブに乗り遅れたものの、様々なジャンルを混合的に飲み込んでいく、音楽的ボキャブラリーに富んだ非常にテクニカルなバンドだった。

74 吉田拓郎/元気です。(1972)

吉田拓郎の音源は全て聴けていないのだけど、『高円寺』と『リンゴ』が好きなのでこのアルバムを挙げた。
全然優しくなくて、ニヒルで露悪的な歌詞と、些細だが本性がむきだしになる瞬間が描かれる筆致が見事な二曲だ。
なんとなく、昭和のフォークシンガーというのは四畳半でぽろんぽろんとギターを鳴らして作った曲をちまちまと売っていたイメージがあったのだけど、それは僕の偏見だったようで、このアルバムは当時から数十万枚単位で売れていたようである。
しかも上記した二曲は吉田本人の作と、岡田いさみさんという作詞家のペンによるもの……僕が持っていたイメージとは違って、外部協力者を募りながら作られた曲が多いらしい。
偏見なんて持つものではありませんね。
もちろん『人間なんて』『青春の詩』『襟裳岬』など、吉田拓郎さんには有名でかつ優れた曲がたくさんある。
日本が誇る優秀な表現者であることは間違いないので、ベスト盤の一枚だけでも聴いてみると、だいぶ世界が広がるような気がします。
僕ももっと聴いてみます。

73 ザ・ビーチズ/THE BEACHES(ザ・ビーチズ)(2006)

何があったのかよくわからないのだけど、ジェリー・リー・ファントムの活動が停止して、ザ・ビーチズというバンドに生まれ変わった。
バンド名そのままに、海辺の国の陽気な音楽をパンク・ダンスでアレンジして量産するようになった。
アルバムは3rdまで出たが、リリースを重ねるごとにルーツ側に比重が傾いていき、リズムも複雑な曲が増えた。
それはジェリー・リー時代から敬愛してやまないクラッシュの活動とも同じです。
個人的には、このアルバムに入っている『ガイコツサウンド』くらいの暗さが好きなのだが……。
それにしても、セロはかなり広く支持されているが、ジェリー・リー~ビーチズはどうにもハネなかった印象である。
何が違うのだろうか……おしゃれさ?
ポップさや踊りやすさは、こっちも引けを取らないものになっていると思うのだけど……。

72 BACK DROP BOMB(バック・ドロップ・ボム)/Nipsong(ニップ・ソング)(2003)

振り返ってみると「様々なジャンルをミックスする≒ミクスチャー」と言われていたバンドの多くは、ただヘヴィ・ラウドなロックとラップを掛け合わせただけだったが、BDBはむしろヒップホップでいうところのトラックメイカーが主導となりバンドを率いていたような印象である。
その意味で、渋谷系的ごった煮ミクスチャーロックの完成形。
ロックバンドとしての各メンバーのスキルが高すぎるし、単純にメロディ作りのセンスがずば抜けて高い。
引用するジャンルへの造詣も深い。
一つの楽曲の中でテンポも変われば、ジャンルもめまぐるしく変わっていく構成なども、00年代の日本のポップスを先取りするようでもある。
横浜が世界に誇るレゲエグループ、ファイヤーボールとの共作シングルも存在する。
BDBメインとFBメインの二種類のシングルが存在しているが、それぞれグループの最高クラスの素晴らしい仕事を見せている。
そんなコラボレーションも、彼らの先鋭的な思想の表れのように思われる。

71 はっぴいえんど/風街ろまん(1971)

本当はこういうランキングにおいて、もっと上に位置することが多い作品。
ということは理解しているのだけど、イマイチはっぴいえんどにハマれないまま30歳を超えてしまった男……それが僕です。
意外と南部の泥臭いロックをやっていたことがわかる。
ただ、歌詞の内容が全然頭に入ってこないので、未だに、サビのフレーズをいくつかしか覚えられていないです。
南部のロックに乗る日本語詞を模索していたことはよくわかる。
その点で彼らの功績は大きいし、メンバーそれぞれの解散後の活動ではさらに偉大な発展を続けたとも思う。
だがしかしやっぱりはっぴいえんど自体には、そんなに興奮しないのが実情。
この文章を書くために聴き返してみたら、演奏が普通にかっこよかったので、そこは楽しめました。
「日本語でロックをやる~云々」的な聞き方ではなく、単に音だけに集中して聴けばよかっただけのことなのかもしれない。
歌詞が耳に入ってこないということは、それだけ音の中に溶け込んでいたということでもあるわけだ。
何事も、周りの人の意見に惑わされずに、素直に触れることが大切ですね。
その内ランキングを改定する時に、他の作品も含めて、もう少し上に来るかもしれません。

70 Flipper’s Guitar(フリッパーズ・ギター)/海へ行くつもりじゃなかった(Three Cheers for our side)(1989)

『センディング・ユア・ハート』から『グッバイ、アワー・パステルズ・バッジ』になだれ込むところがめちゃくちゃ好きなんです……。
このアルバムって、ドラムの音がめちゃくちゃカッコよくはないですか?
あと、『エキゾチック・ロリポップ』も好きですね。
二人で作詞作曲した作品のクレジットは「Double K.O. Corp.」。
この時の二人はいったいどれだけ仲良しだったのだろう。
フリッパーズの全ての作品は必聴の出来なのだけれど、このアルバムが一番好きです。
すべて英語で歌われているから、なんとなく聴きやすかったのかもしれない。
僕は19歳くらいまでは洋楽信者だったので、当時の自分にとっては最も親しみを持てたのかも。
それにしても、このアルバムを作った時の二人は20歳から21歳。
グローバル化が進む前、今の時代からは想像もできないほどにガラパゴスだった社会において、英語で歌って海外のポップスからの引用をコラージュして作り上げた夢の世界のようなアルバム。
(そういう意味では、バンプや米津さんのように、空想の世界でゴテゴテに塗り固めた世界観とも近いのかもしれない)
Double K.Oのセンスと構築力を持ってすれば、一生いい音楽を作り続けられたのではないか……とも思うのだけど、二人は袂を分かってからは一度も共作していない。
人生の不思議を感じる。

69 NORIKIYO(ノリキヨ)/花水木(2013)

NORIKIYOが作る曲は一つとして外れがないのだけど、アルバムとして一番好きなのはこれ。
特にSkitの『ただいま帰りました』から『R.I.P』に至る、大御所ジブラをディスる流れが完璧すぎるのである。
ディスとただの悪口の違いがよくわからないという人はこれを聴いてみてほしい。
名曲『仕事しよう』も収録されている。
NORIKIYOは未だにシーンのトップランナーであり、クリエイティヴィに陰りが出たことがない超絶なプレイヤーだが、入門編としてオススメするならまず本作、本作と同年にリリースされた恋愛にスポットを当てた『如雨露』、アウトローとしての1st『EXIT』。
曲の発表ペースが早いのにずっとクオリティが高いままなので、ワケがわかりません。
ちなみに本作でディスられたジブラは、自身がディスられたことをTwitterで知り、Twitterで「次に出すアルバムでアンサーするって本人にも伝えときました」と報告。
しかしそのツイートから、2020年で早6年である……。
その間もノリキヨはジブラに向けられていると覚しき追いディスを食らわせ続けている。
他のラッパーもジブラディスは普通にやりまくっている。
もうかわいそうだからやめてあげてよ、みんな……。
いや、本人がヒップホップの重鎮でいようとするからいけないんだよな、「ヒップホップライター」「ヒップホップイベントオーガナイザー」とかって肩書きにすればいいのだろうけど、自民党政権ばりに、なかなか、どきませんね。

68  aiko/まとめⅠ(2011)

2の方とめちゃくちゃ悩んだ。
しかし『二時頃』が収録されているという点で、このアルバムを。
めちゃくちゃ不思議な歌です。
なんなんだろう、この曲は……。
好きな男の子がいて、彼とは夜中に電話なんかをし合う仲だったが、実は彼女がいた……というだけの話。
筋書自体はありふれたものだが、実際にこういう出来事を経験したら、「こいつ、サイテーじゃない!?」と断罪するように語るか、「ううん、彼には彼の事情があったの。悪いのはワタシ」と、結局ほだされたままで半ばのろけ話調になるか……要は、不可解/不都合な出来事に直面した時、人はおおむね都合よく/わかりやすくして人に話すものだ。
けれどこの歌と曲は、感情を簡略化しないまま、感情に名前を付けないままに表現される。
こんな風に、言葉で誰かに伝えるには不確かで、けれど確かに存在しそうな「感覚」を、あるべき形のままで表現してみせる。
男として30年以上生きてきた自分としては、この人の曲を聴くと、発見と驚きでいっぱいだ。
女の人って、こんなことを考えて生きているんですかね?
歌っている内容は大したことがないはずなのに、彼女の歌を聴くと、耳から離れなくなってしまう。
アレンジも歌もメロディもすべてが一体となって降り注いでくるような感覚……音楽と歌が切り離せないような曲を成立させられる人って、本当に稀有である。
『二時頃』という曲がめちゃくちゃ好きなので、それが収録されているこのアルバムを挙げる。

67 マキシマム ザ ホルモン(maximum the hormone)/ロッキンポ殺し(2005)

前作『糞盤』の時点で個性は確立されているが、本作のアレンジはパンク・ロック・バンドとしての側面が強く出してきている。
また、今作ではかなりダイレクトに意味が伝わってくる歌詞も多く、そこがユニーク。
自分の内にある言葉を音楽に乗せて「伝えようとする」ことを初めた瞬間が刻み込まれている。
『ロッキンポ殺し』と『ロック番狂わせ』は名曲。
この先、亮君の独自の作詞スキルは完成されていき、直接的な言葉が普通に歌われることは減っていく。
次作の『ぶっ生き返す』の方はリズムやジャンルの引き出しの多様さが面白くはあるのだが、アルバム一枚通して聴くのが少し体力を要するところがある。
カート・コバーンの自殺後に起こったポップ寄りのパンク・ブームに育てられた世代が成長し、このアルバムのリリース当時は巷にパンクバンドがかなり多く発生していたはず。
そんな中でホルモンは異端児的な存在であったにもかかわらず、このようにまっとうなパンク・ロック・アルバムを作ってもここまでのものができるという基礎筋力の強さを見せつけた。

66 ナイアガラ・トライアングル/NIAGARA TRIANGLE Vol.1(1976)

大瀧詠一さんが伊藤銀次さんと山下達郎さんと共同制作したアルバム。
それぞれのソロ作を三人でプロデュースしていったような作品集で、どの曲も信じがたいほど高品質。
山下作の『パレード』にはピアノ演奏で坂本龍一さんが参加。
流麗な音色を聴かせてくれる。
『ナイアガラ音頭』はバケモン的にかっこいいので、死んでも聴いた方がいい傑作。
ファンクの音頭です。
確かアルバムのライナーノーツには山下さんの回想が書かれていて、「レコーディングが終わってからファミレスに移動して、朝までポップス談議に花を咲かせた」というようなことだったそうだ。
そういう賢人会議みたいなものは全て録音して公開してほしい……そう思うのはファンの勝手な気持ちだろうか。

65 川本真琴/川本真琴(1997)

100万枚以上売れたという。
後の本人の状況を考えると、それが良いことだったのかどうかはわからない。
デビュー当時、本人もボーイッシュなキャラクターだったそうで、そこが童貞男子にもウケていたのだとか。
そんな話は置いておくとして、素晴らしいアルバムだ。
僕が一番好きなのは当然、岡村靖幸が作曲と編曲を担った『愛の才能』。
岡村さんはコーラスにも参加しているので、実質的には共作・共演だろう。
この時期の岡村さんは太っちょ期のピークにあり、脂ギッシュで長い髪もたくわえていた。
そんな男が「愛の才能ないの?」のサビ部分でコーラスを入れてくる。
怖いわ……。
るろうに剣心のアニメで主題歌になっていた『1/2』は誰でも聴いたことのある曲だと思う。
CMで見た川本さんは、アコギを持って爽やかに歌う少女だった。
だが、アコギから想起されるような軽やかな音楽ではなく、実際のアレンジはパンクに近い。
この曲って女の子のことが好きな女の子の歌だと思うのだけど、その話をしても同意してもらえることが少ない……どうなのでしょう?
取り上げたどちらの曲も、世間ではタブーとされることを歌っている。
そう考えると、援交ブーム真っただ中で川本さんが爆売れしたことも、時代のうねりに上手くハマった結果なのかもしれない。
話は逸れるが、かつて援交女子高生や性風俗について数多の取材とフィールドワークをこなしていた宮台真司さんは、当時は援交に対して肯定的な態度をとっていたが、後に、「援交にハマっていた子たちが、歳を重ねてメンヘラ化していった」と自戒を込めて語っていた。
そう考えると、数年前にあった、川本さんとお笑い芸人のスキャンダルについて腑に落ちるところもある。
不安定さをレベルで表すなら、大森靖子>戸川純>川本真琴>柴田淳……て感じでしょうか。
このアルバム以降も、時に磯野栄太郎という別名義を使いつつ岡村靖幸は楽曲提供は続ける。
また、七尾旅人さんが『ブロッサム』という曲に参加している。
CDは廃盤状態が続いていたが、現在では配信で聴き放題だ。
便利な時代になったものである。

64 THE GROOVERS(ザ・グルーヴァーズ)/SETZNA(セツナ)(2003)

日本最強のロックンロールバンド。
「ロック」と聞いて思い浮かべるような音楽を、そのまんまに鳴らしている。
このアルバムでは録音も最高。
冒頭の『アロウ』から『グルーヴァホリック』の流れは完璧。
バンプの藤原さんとスピッツの草野さんもこのバンドの大ファンらしく、アルバムにコメントを寄せていたりする。
日本の売れ売れギターロッカー二人から寵愛を受けているのに、そんなに売れていないのは泣ける。
武骨で本音しか歌わない男のロック。
『トップ・オブ・ザ・パレード』なども最高の出来。
四人時代の『No.18』『ロックンロール90』も最高です。
デビュー作のプロデュースを平沢先生に依頼していたり、ドラムの藤井さんがPモデルに参加していたりと、意外とニューウェーヴっぽさがあるのも面白いところ。

63 THEE MICHELLE GUN ELEPHANT(ミッシェル・ガン・エレファント)/GEAR BLUES(ギヤ・ブルーズ)(1998)

僕は87年生まれの世代だが、90年代末期から00年代初期にかけての「出口のない」ような感覚というのがあんまりうまく理解ができない。
オウムの事件が起きた時などはまだ小学校低学年で、連日のニュース特番によって、好きなTVアニメの放送が延期されたことで「ふざけんなよ」と思っていた記憶しかない。
ただ、そんな時代の空気を背景にした、真っ暗な荒野をがむしゃらに疾走していくようなミッシェルの音楽は、聴いているだけでもゾクゾクする。
ポスト・パンクやパブ・ロックを経由した、めちゃくちゃなようでしっかり構成されたギターの演奏。
誰も真似できない、チバさんのしゃがれたヴォーカル。
だが歌詞を聴いてみると、「出口なし」の感覚が強く出ていることがわかる。
「のさばりすぎた喜びは ずいぶん前に捨てたから あれが何だか知っている これが続くの知っている」
エヴァやフリッパーズもそうだけど、90年代は、アーティスト達がオリジナルを志すのではなく、自分たちの作るものが何かのサンプリングであることを強く自覚するようになった時代だ。
シロップの五十嵐さんも「見たことあるぜ」と歌ったが、それは、創作者にとっては一つの絶望でもあっただろう。
しかしこの閉塞感の強さは凄まじいものがあると思う。
しかしそういったモチーフを、直接的には歌わないソングライティングは、まさしく詩人の仕事である。
鬼気迫るアルバムだ。

62 遠藤賢一/東京ワッショイ(1979)

プログレバンドの四人囃を従えて録音された作品。
パンクからニューウェーヴへと時代が流れていくイギリスの音楽ムーブメントをダイレクトに反映した作品。
エンケンさん史上かつてないほどにアグレッシヴな演奏が聴ける。
屈指の名曲『不滅の男』ではメロディアスなシンセの音色で聴かせてきたりと、ただブームに触発されるだけではなく、オリジナリティを刻み付けようという意志は強く表れている。
東京への熱い想いを歌う『東京ワッショイ』、バスガイドのお姉さん風にエンケンさんがガイドする『続東京ワッショイ』など、東京をテーマにした曲が並ぶ。
エンケンさんの熱量が余すところなく音で表現してみせたバンドの仕事には感動を覚える。
それにしてもエンケンさんが歌う言葉は、なぜこうもストレートに響いてくるのだろう。

61 サザンオールスターズ(Southern All Stars)/海のYeah!!(1998)

もちろんサザンが残したアルバムに外れはないどころか、各アルバムが非常に高クオリティ。
しかし、僕のサザン・ベスト・トラック『真夏の果実』が収録されているオリジナルアルバムが『稲村ジェーン』のサウンド・トラックなので、このアルバムを選ぶしかなかった。
一枚のレコードとしてのまとまりは皆無だが、「百貨店」と桑田さん自身が称する世界一の無国籍雑食ぶりを十分堪能することができる。
二番目に好きな曲である『バイ・バイ・マイ・ラブ』が入っているのもよい。
この曲が収録された『kamakura』は、デジタルレコーディングを積極的に取り入れたアルバムだが、今の時代に聴くと正直古いっすね……。
あと『エロティカ・セヴン』も好きなので、アルバム未収録だったこの曲が聴けるのもよい。
僕は生まれも育ちも茅ヶ崎なので、義務教育のような感覚でサザン、桑田さんと原さんのソロをほとんど聴いたのだけど、全然印象に残らず面白みも感じない曲が多かったりはします……いや、ダメな曲がほとんどないところは本当にすごいことだとは思うのだけど。
桑田さんの、日本語を音楽に乗せるセンスは異常なレベルだと思うし、言語感覚もユニークかつ鋭いので感嘆させられるけれど……。
ところで稲村ジェーンでカバーされていた『ラヴ・ポーション・No.9』だが、なぜかホワイト・ストライプスもカバーしていた。
ジャックとメグも夫婦だったというし、夫婦バンドによってカバーされる確率が非常に高い曲となってしまいましたね。

60番から31番はこちら

 - 私的ベスト150, 音楽

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