本を読みながら夜道を歩く 221017
横浜の中央図書館に、田中ロミオさんの著作を返しに行く&借りに行くことを繰り返していたが、この図書館にあるものは読破した。
ついでに仕事関連の厚めの書籍も一冊借りていたが、次に借りたい本も特になかったので、本は返しに行くのみ。
4ヶ月くらい続いた図書館通いの日々も終わりを告げることになる。寂しい。
しかし自室に、買ったけど読んでいない本が溜まっているので、そちらを消化していかなければいけない。
「利己的な遺伝子」「サブカルチャー神話解体」「金枝篇」「詩学」「弁論術」……基礎的な教養を身につけ直さないといけないと思うようになった。
教養を身につけるための読書を避けてきたが、やはり、人生において壁にぶつかった際に、乗り越えるためには勉強が必要なんだと思う。
田中ロミオさんの圧倒的な教養がにじみ出てくる諸作に触れて、なおさらそう思った。
図書館に本を返却するに際して、せっかく図書館方面まで歩くので、図書館近くにあるお店で食事をしたい。
また、伊勢佐木町には大きなブックオフがあるので、そこで図書館に弁償しなければいけないジョニ・ミッチェルのアルバムを探したかった。
諸々の条件から、この日に返しに行きたかったのだけど、仕事関連の本が巻末まで100ページくらい残っている状態だった。
さぼらず読書していればこのようなことにはならなかったのだが、生来の本嫌いが災いし、読書時間に充てることができる通勤時間と休憩時間は無駄にスマホをいじってしまい、全く読書がはかどらなかった。
仕方がないのでほぼ速読に近い読み方で読書の速度を上げた。
読むというより、「視る」ような動作である。
それでも仕事を終える時間までに読み終えることができず、30ページくらい残してしまった。
返しに行った図書館で、読んでから返そうかとも思ったのだが、月曜日は閉館が早いため、図書館の中には入れない。
飲食店に入って、本を読み終えるまで時間を潰そうかとも思ったが、たかだか30ページのためにお茶代を出すのもなんか嫌だった。
最終手段として、図書館までの道すがら、歩きながら本を読むことにした。
若干読みづらかったがなんとか文字は読み取れた。
無事に図書館にたどり着くまでに読み切ることができた。
1975の新しいアルバムを聴きながら街を歩いた。
これまでの作品も、全て二回ずつくらいは聴いているのだけど、正直あんまり印象に残ってない。
自分の知らない間に、存在を認知していなかったインディーバンドが、なんか知らない間にスタジアムを埋める規模のファンダムを形成していたことが、なんとなく気にくわなかったことを覚えている。
バンド名だけは認知していたのだが、昔付き合っていた女の人と電話で話していたときに、「洋楽詳しいから知ってるかも知れないけど、1975聴いてる。好き」って言ってたことや、
日本の音楽好きが寄稿するサイトで「○○年ベストアルバム」企画みたいなやつで上位に来るなどしていたのも、排他的村社会オタク気質の俺としては「なんやねん、洋楽あんまり聴かない層にアプローチしようとしやがって。俺は認めねぇぜ」と思わせるのに十分だった。
今年アルバムをリリースするにあたり、2ヶ月くらい前から先行シングルをリリースしていたが、それらも一応聴いてみたが、ピンとこなかった。
この日にアルバムをまるごと聴いたが、そんなにピンとこなかった。
しかし次の日からなんかハマりだした。
これを機に1975の過去作を聴き直そうと思った。
図書館にたどり着くまでに読み終えられなかったら、図書館の敷地内にあるベンチに座って読むことも考えたが、雨が降った時間帯があったようで、ベンチは濡れていた。
また、この図書館は山の途上に建てられていて、敷地には大きな階段がある。
階段に腰掛けて本を読んでいる男がいた。
もし「図書館の敷地のどこかで本を読む」ことを選んでいたら、この男と並んで本を読むことになっていただろう。
読み終えることができて良かった、と思った。
ブックオフに入って、ジョニミッチェルと、ついでにツールのCDを探した。
どちらも置いていなかった。
ツールは1stと2ndの輸入盤が置かれていたが、輸入盤を持っててもしょうがない。
国内盤の帯とライナーと歌詞対訳に価値があるのだ。
ついでに関内のディスクユニオンにも寄ったが、こちらにも在庫がなかった。
残念すぎる。
関内のディスクユニオンには、一時期週一で通っていた。イイ時代だった。
伊勢佐木町ブックオフにも週一で通っていた。
あの頃は、地下のフロアがCDとDVDコーナーだった。とにかく在庫量が豊富だった。
それが今や3階の狭いスペースに押し込められている。世知辛い、時代の変遷。
関内で、横浜地域の食べログトンカツ分野のナンバーワン人気店に行った。
美味しかったが、ご飯のおかわり有料という点がやはり気になる。
「とんかつ店ではご飯とキャベツはお代わり無料」と刷り込みを受けてきた人間として、本能に近いレベルで受け入れられないことを実感する。
やはり俺はこの店とは決別しなければならない。
ただ、やはり信じられないぐらいうまい。
「ガトー・ド・ヴォワイヤージュ」という馬車道発祥の洋菓子展に寄った。
この店もなんか好きなのである。
県内にちょこちょこ出店しているが、焼き菓子やケーキ系はこの店舗が一番充実している気がする。
しかしめぼしい商品の在庫がなかったので、何も買わずに店を後にした。
なんか寂しかった。
なんか一日、あんまり上手くいかない気分で過ごした。
少し肌寒くて天気が悪い日、精神は常に不調を訴えているように感じる。
どう生きていいかわからない。
・今日聴いた曲
この曲を聴いて思ったのは、「ボウイのヒーローズかな」だった。
1975、この日以降結構聴き返しているけど、シューゲイザーっぽいノイズをアルバムごとに一曲は試している感じがするが、自分はそこにはあんまり乗っていけないなということ。
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