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映画音楽本ごはんの話を、面白く書けるようにがんばります

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10時間寝るの気持ち良すぎ 220905

   

加入しているコロコロチキチキペッパーズのオンラインサロンでは、月に2回、コロチキが主催するZOOM会議に参加できるというのか会員特典としての主たるものだった。
8月に入って、オンラインサロンをリニューアルし、それに伴って会員数が増えたようだった。
しかしZOOM会議は8月中に一度行われたのみで、次の開催は9月中旬になるとのことだった。
せっかく会員が増えただろうに、メインコンテンツのZOOM会議が「月に一回しかない」という状態は、新規の会員から見たら、嬉しいことなのだろうか。
会費は月額千円。
毎月千円払って、月に一回のZOOM会議、僕は高いと思う。
コロチキ以上に忙しい芸人はたくさんいると思うのだけど、オンラインサロンのコンテンツはしっかりこなしているという話しか聞かない。
まぁ、もう、言っても詮無いことなんですけど、毎月千円払いたいというファンを集めておいて、特にお返しをしない姿勢を見せつけてるということを、本人たちはどう思ってるんだろう。(多分何も考えてないとは思う)

よく見る。2ちゃんまとめ系サイトで、「安部元総理の国葬について、海外の要人に招待しているけど全然返事が来ていない」とのトピックがあった。
書き込みの中に「こんなに警備がガバガバの国に来ようとする政治家はいないわな」とか書かれていた。
警備がガバガバだから来ない、というロジックで、外交実績ありまくりの安部という神話を信仰している人は心を支えているんだな、と腑に落ちた。いや、腑に落ちたで済ませていい事象ではないんですけど。

前日に、「寝落ち」してしまったことが尾を引いていた。
この日も帰宅したらもう、けっこうな睡魔に襲われた。
眠すぎる状態では何をしても生産性は高くないと思い、軽めの筋トレと歯磨きと違法アダルト動画サイト巡りを手淫を終えてから、21時頃に仮眠をとることにした。
10分~30分程度寝て、起きてから残りの筋トレ&外をジョギング&シャワー&読書をこなそうという算段であった。

目を覚ましたら0時半くらいだった。
「なんで…なんでこうなるんだ」と思ったことは覚えているが、そこでまた意識が途絶えて、目を覚ましたら9/6の7時だった。
起きたら「めっちゃ眠れた」という気持ち良さに包まれていた。
平日に10時間睡眠とか、なんかめちゃくちゃ気持ちいいし幸福感やばいですね。

しかし自分は眠りが浅い方で、起床したい時間までに2~3回は目を覚ますことが多い。
多分眼球の色素が少なく、目が光の刺激を受けやすい。
そのため、夏場などは部屋に入ってくる陽の光で目覚めがちである。つらい。
ちゃんとした遮光カーテンを買わねばと思ってから二年経つが、「引っ越すかも知らんしな」とか思って、結局今年も遮光しなかった。
あと、音の刺激にも弱いので(ADHDの特徴ですね)、カラスの鳴き声とかでも目覚めがち。

「帰宅してからの仮眠」の習慣について、自分は高校時代、一日二回睡眠の習慣を持っていた。
自分は学生生活を通して部活動をしていたことがない。
そのため、授業が終わったらすぐに帰宅し、バイトがない日は、2~3時間ほど寝た。
夕食時ぐらいに起きだして、夕食を食べたら、深夜の3~4時まで、アニメを見たりマンガを読んだりゲームをやったりオナニーしたりと、部屋の中での活動を満喫するという生活だった。
このころ、深夜アニメがけっこう活況を見せた時代であり、この時期にけっこうオタク趣味にのめり込んでいた気がする。
洋楽ロックを聴きながら、並行してオタク趣味に没頭する日々だった。
楽しかった。
友だちも二人ぐらいしかいなかったし、その友だちも当然そんな時間には起きていないので、世の中で活動しているのは俺しかいないんじゃないかという感覚に陥っていた。
今のようにSNSもなかったので、自分と似た人を見つけることは困難だった。
「アンダーグラウンド」代表格の2ちゃんを見てみても、自分のような人は見つけられなかった。
今にして思えば、「友達探し」的なサイトもあったのかもしれないけど、情報弱者だった自分は2ちゃんにネットのすべてがあるのだと信じて疑わなかった。
結局高校生の末期か大学生の初期ごろに、2ちゃんに「モテない男=喪男」が集まる板(2ちゃんは掲示板群で、テーマごとに掲示板があり、掲示板の中にはさらに細分化されたテーマで「スレッド」が作られる仕様だった)
今自分の精神性って、このころに培われたもののような気がする。分かり合える人ってあんまりいないという思いにとらわれた時間が長すぎた。
でも変化できた部分としては、全体として分かり合う必要はなく、部分的にでも分かり合える人と共生できればよいなという感覚は身に付いたと思う。時々、分かり合えない部分がぶつかってしまって、自分の考えを理解してもらいたくなることがあるのだけど。
ただ、僕は、僕の考え方の根拠を知ってほしいし、相手の考え方の根拠を知りたいと思うのだけど、そういった「根拠」のような思想の根幹部分について相互に話し合うようなコミュニケーションって難しいなと思う。大体浅めの部分で「人それぞれだよね」とかってことに落ちつけて終幕を図られることがある。

話がめちゃくちゃ逸れるのだけど、13年ぐらい前に付き合ってた女の人と、『ミッドナイト・イン・パリ』の話をしていた。
彼女は「あの映画良かった」と言っていた。
あんまり映画を多く観る人ではないのだけど、たまたま衛星チャンネルで放送されているものを観たという。
僕はあの映画について、「ライバルの男と対峙しないで終わっている。脚本としてはそれが不完全燃焼を起こしている」といういら立ちがあった。
今考えてみたら、ウディ・アレンの作風や人間性として、「主人公の成長」を描こうとしていないことが多い。
だからあの作品の終幕は、あれでいいんだと思う。あの頃の僕は「成長するべきである」というイデオロギーの洗脳されていた。
それを彼女に伝えたところ、「私はその部分については何とも思わなかった」とのことだった。
気にはなれよ!と思ったので、僕はあの映画の脚本について思ったことを話した。
「でも、主人公は自分よりも「イケてる男」に劣等感を抱いていて、あまつさえ、その男に妻を寝取られるんだよ。寝取られた後にはその男は登場しもしない。物語として破綻してる。せめて1シーンはあの男を向き合うべきだ」と話した。同調してほしかったと思う。
「田中とあの映画の話をしても仕方がないな」と言われた。
僕はイラっと来たが、「じゃあもういいよ」と言った。
映画について論を交えることができる相手と出会いたかった。今でもなかなか出会えない。

その人は普段は僕を呼ぶときに下の名前にちゃん付けで、敬語を使うことはないのだが、僕に別れ話を切り出そうとする時に、敬語になるという習性があった。
メッセージでも同様。
その時も仕事中に、「今日の夜話せませんか」「田中さん」といったメッセージが着ていた。
また別れ話やん…と思いながらやきもきする気持ちを抱えて仕事を済ませることになった。
夜になって彼女と話をしたが、正直、「なんだそんなことか」という内容での別れ話だった。
電話で一時間ほど話し合って、向こうも溜飲を下げることができたようなので、別れるという話にはならなくなった。
ただ自分としては、リアルタイムでコミュニケーションを取ることができない時に「別れ話っぽいもの」を匂わせてくるやり方にはイラついていた。「相手を不安にさせる」以外の効果がない行為だと思った。
なので「メールとかで敬語に切り替えて、深刻な感じで連絡してくるのやめてもらえるかな。実際に話を聞けるまで不安な気持ちで待たないといけないの嫌なんだけど」と言った。
相手は「でも私は敬語で連絡したかった。ただそれだけのことだからそんなに気にされても」と言った。
「いや、それならメールで、伝えたい内容を全部伝えるようにして。それか、メールでは普段と変わらない態度で連絡して」
「ふーん。まぁ感じ方は人それぞれだもんね。あなたは敬語で連絡されるのが嫌なんだ」と言われた。
感じ方は人それぞれ、という言葉が僕はものすごく嫌いだ。自分は正当な行為をしているが、あなたの感じ方には合わなかったんだね、という頭を下げるつもりのない人間のレトリックだからだ。(いや、彼女に対して頭を下げろとは思ってないんだけど)
「いや、あなたが敬語になるタイミングっていうのが、別れ話とか付き合い方に対して意見を言いたい時だけなんだよね。これまで〇回それがあったと思うけど、毎回それなの。敬語になることはそれ以外にない。実際に内容を伝えられる前に、「あぁまた別れ話っぽい話になるんだな」って思いながら待ってなきゃいけない気持ち考えたことあるかな?」って超早口でまくしたてた。
本人はそれに気づいていなかったようで(気づいていなかったのもどないやねんと思う)、「あぁ…私そんなことしてたんだ…」って言ってた。でも謝ることはなかった。
結局、その話し合いの後、次の「別れ話っぽいもの」が出た時に僕たちは別れた。
僕はその時にはもう新しい女の人と仲良くしてて、1.5股ぐらいの状態になっていた。最悪である。理解はしてる。でも罪悪感はなかった。

別れた後に、「田中と一緒に映画を観たりすると、私が知らないこととか気づかなかったことを話してくれるから刺激になった」と言われた。
『ラブホテル』という映画を一緒に観た時に、オブジェの水が流れているシーンと、流れていないシーンがあったことを僕は話したことを実例として挙げていた。
付き合ってる時にそう言ってくれれば良かったのになと思った。
お互いもう少し、精神が成熟していたら良いパートナーになれたのかもしれないなと思った。
精神が成熟するまで別れずに付き合うという選択肢もあったのかもしれないけど、まぁ、そうはいかずに終わった。

この女の人との紆余曲折について思い出してみると、変なところばっかりだった。
半ば憎しみを抱いたまま付き合ってた。頭変だな俺。

・今日聴いた曲
なんか勝手に今日聴いた曲をここに書いていて、それはこの日に聴いていた曲がなんだか思い出せたらいいなと思ってのことなのだけど、なぜか「一度ここに書いた曲は書くまい」と縛りを設けていた。
別に同じ曲のことを何度書こうが問題ないような気がしてきた。
アルバムのベストトラックは、この『エイリアン・スーパースター』かなと思う。
40歳のビヨンセが「カテゴリー:バッドビッチ」とか「カテゴリー:セクシービッチ」とか言えているのだし、自分も40歳まではセクシービッチと言えるように頑張ろうと思った。
セクシービッチでありたい。

 - 日記

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