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映画音楽本ごはんの話を、面白く書けるようにがんばります

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ソー新作そーでもない 20220708

   

耳鼻科に行った。
最近冷房が効いている場所にいることが多いせいか、鼻水が出たり鼻が詰まったりしがちである。
僕は鼻が弱く、慢性アレルギー鼻炎持ちだ。
耳鼻科には年に数回は通って、消毒薬的なものが付いた棒を鼻の穴に突っ込んでもらう。
これやると、いかに鼻が奥深くまであるのかがよく分かって、怖い。
目ん玉の裏側ぐらいまで入ってる感覚があります。

その後、鼻に効く薬を処方してもらう。
薬代も含めたら、一度の支出は二千円から三千円程度。
あまり高いとは思わないが、年の四回通ったとしたら、八千円から一万二千円。
そう考えると安くはない。
けど鼻が詰まったままでいると、まずストレスだし、口呼吸になってしまうと口や喉が渇いてしまうので喉を悪くしやすい。
一度花粉症が悪化して、数日間高熱が出てしまい、鼻水も出続ける事態に見舞われたので、鼻の不調を放置するリスクを思い知らされた。
それ以来、鼻の調子が悪いときはなるべく耳鼻科に通うようにしている。
年を取ると通院とは無縁で入られなくなるもんですねぇ。悲しい。

ソーを観た。
予告編の時点から、あんまり面白くなさそうだなとは思っていたのだけど、面白くなかった。

ストーリーや台詞が全体的に上滑りをしていて、何も心に響いてこない。
すでにマーベルで見たような展開のオンパレードで、全然わくわくしない。
というかそもそも、誰にも感情移入できなかったので、ストーリーを観ていても全然引き込まれない。

また、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー組とはあっという間に別れてしまったのも解せない。
もしかしたらジェームズ・ガンがガーディアンズ・オブ・ギャラクシーに戻ってくると言う展開を想定していなかったため、物語上でソーと合流させたけど、やっぱりジェームズ・ガンが戻ってくるのでガーディアンズ・オブ・ギャラクシーは独立したシリーズとして展開する方式に変えたのですかね。
謎。
あとギャグ成分が増えてたけど、ちょっとあんまり面白く感じられなかった。
タイカ・ワイティティ監督、ユニークな人だとは思うのだけど、バランス感覚を欠いていて、面白いところは面白く、できてない部分はとことんできない感じがしてしまった。すまん。

全編冷め切っていて、最後に、観客にわからないように登場人物同士が耳打ちする場面があったけど、そういうのも寒かった。
マーベルも、よくこのレベルを許したもんだなと思った。

話自体も、「神みたいな存在は人間の心を無視していて利己的な行いしかしない」という話で、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2みたいな内容だった。
多分マーベルみたいなビッグバジェット映画そのものへの批判も込められているはず。
にしても面白くはなかった。
敵がそんなに強そうな感じではなかったしなぁ……。

ずっと劇場のどこかから、どでかい鼻すすり音を響かせている人がいた。
だいぶ離れた席から「ズゴゴゴグッ」と定期的に鳴り響く。
多分鼻の奥の粘膜が腫れきっていて、鼻の気道を塞いでいるのだろうと思う。
吸い込む音に水音は混じっていなかったので、多分だけど、鼻水の分泌はあまりないだろう……なので、呼吸しづらいため、強く息を吸い込もうとして「ズゴゴッ」という音が発せられてしまうのでしょう。
これが「ずっと」だったから本当に嫌だったし、席が近かった人はさらにつらかっただろう。

これははっきり言って、「耳鼻科に行け」と思いましたよ。
僕がこういう、明らかに鼻を悪くしてる人に「耳鼻科行け」「薬買え」と思うのは、自分がお金をかけて処置している問題を平然と放置している(かつ映画館で俺に迷惑かけてくる)ことが許せないのかもな、とは思いました。

でも、自分で身体に不調が出ていたら、何か処置せねばって思うと思うんですけど……何故あの人は、あんなにうるさい鼻を放置できるんだろう。
シンプルな疑問。
あとこのご時世なので呼吸器官に異常があるようだったら、映画館に来るの控えてほしいとも思う。

・今日聴いた曲
全く記憶にないけど、ヴァンパイアを聴いてたのだと思う。
今日聴いた曲をあげる必要って全くないけど、音楽を言語化することなんてあんまりないので、良い訓練だと思って書いてます。
でも何聴いてたか覚えてない日はさすがにどうにもなりませんね。

 - MCU マーベル映画, 日記, 映画

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