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映画音楽本ごはんの話を、面白く書けるようにがんばります

*

「私が男だったら絶対これ使う」20220717

   

あんまり睡眠時間取れなかったけど、午前中は頭がさえていた。
しかし午後になると眠気が強まり、無理だった。
脳のスタミナ切れが顕著だった。

気になる財布が置いてある店に、財布を見に行った。
財布を買うにあたり、「アパレルブランドの財布」よりも、「財布や革製品を専門的に作っているメーカーの財布」を買うのがよいような気がしてきた。
気になる財布を物色していると、店員さんに捕まって、めっちゃ力強い営業トークをかまされた。
「緑色なんかも最近ではおすすめですねー、お金が貯まるって言って演技が良いって喜ぶ人がいます」とのことだった。
なんでもテレビで占い師が、緑色の財布はお金が貯まると話したところ、緑色の財布が一時売れたのだそうだ。
ちなみにその時店員さんが見せてくれた財布は6万円だった。
縁起が良いからと言って6万円の財布をぽんと買える人、「お金が貯まる」を目標にしたいのであれば財布をポンと買うような生活を改めたほうがよいのでは……。
それとも、価値を見出した物への投資を惜しまないから、お金が貯まるんだろうか。
謎。

ちなみに僕はと言えば、6万円の財布を定価で買うという発想はない。
その財布を作っているメーカーの財布が、一部ネットでセールになっていたので、品質がどんなもんか見てみたくて、とりあえず革を触りに行ったのだった。
革の触り心地がよかったら、セール価格で買えないもんかと、後日ネットを物色することとなる。
そもそも、たまに覗きに行くアパレルのブランドサイトで、イギリスの革製品メーカーの別注で作った「ウォレット」が50%オフで出ていた。
見た目も割と良さそうだったけど、よく見たら英語での商品名が「パスケース」だった。
財布ほどは大きくなく、お札は折らないと収納できないつくりだった。
なんやねんそれ、と、ちょっとムカついたので革製品メーカー名で調べたところ、一部財布のお店で一通りのラインナップが置かれていることがわかったので見に行った次第だった。
で、お店にはミニミニ財布が結構置かれていたのだが、店員さんが「今はお金をあまり持ち歩かない人も多いですからね」と教えてくれた。
あぁ、キャッシュレスの人のためのお財布需要が増えているのか……と腑に落ちた。

ここで言う「お札を折らないと入らない」というのは、二つ折り財布という意味ではなく、財布の外で札を折らないと、財布に入らないというもの。
別にそれでもいいような気はするのだけど、なんとなく、気になるので、今のところその選択肢はない。

ところで、「腑に落ちた」という言葉が転じて、「腹に落ちた」「腹落ちした」という言葉が最近ちょいちょい聞こえてくるようになった。

昔女の人と一緒にいたら、ポールスミスの財布をさして「あの財布がすごく好き。プリントがあるとかかわいすぎる。私が男だったら絶対ポールスミスの財布持ってる」と話してたことがあった。
一度ポールスミスの財布を使っていた時期があったが、あんまり手入れをしなかったので、結構早く劣化した。(ポールスミス、すごく高級品というわけではないよな……)

また別の記憶として、女の人と一緒に商業施設内で時間を潰していたら、時計屋で「私が男だったら絶対この時計使ってる」と、ツェッペリンというメーカーの時計を見ながら話してくれたことがあった。飛行船の計器を模した、工学的な線がたくさん入ったデザイン。
こっちの時計は気になりつつも、まだ買ってない。

僕は「自分が女だったらこれを使いたい」というアイテムはないのだけど、女の人が言う「男だったらこれ使いたい」アイテムの話は面白いのでいろいろ聞いてみたいなと思った。
しかし自分の人生では、その二回ぐらいしか記憶にない。
これからの人生で、「男だったらこれ使いたい」アイテムの話にあと何回遭遇するんだろう。

・今日聴いた曲
ヴァンパイアの3rdの魅力がちょっとわかってくるようになった。
5年ぐらい前に買って、その頃からちょっと苦手で、自分が恋に落ちた1stと2ndと比べたら、何と暗くて重くて破滅的なアルバムなんだろうなー、と、ずっと好きになれずにいた。
多分このシンガーソングライターは、私生活のレベルではなく、世界全体を憂うような気持ちだったのだろうなー、と、今さらながら理解できてきた。
苦しそうに歌を歌う。
子どものような視点だな、と思う。

 - 日記

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