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映画音楽本ごはんの話を、面白く書けるようにがんばります

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出展が不明瞭な名言をそのまま使うヒプマイ運営の底の浅さと、キモオタコンテンツの文化盗用問題

      2020/06/21

ヒプマイアンチブログ、いったん最後のエントリです。

前→弁護士キャラのネタ元の代表曲が「俺は法と闘って負けた」な件

「引用するならちゃんとやれ」「日本のオタクコンテンツは気安く過去のアートから剽窃しすぎ」といったことを書きます。
今後のヒプマイの展開で気になることがあったり、「文化盗用」「コンテンツとファンダムの関係」について僕の勉強が追いついてヒプマイに応用できることが書けそうになったりしたら、これ以降も何か書くかもしれませんが、現時点ではこれ以上書けることはないっす。

・引用するなら出典明記しろ

2エントリもかけて説明してきた、あまぐにひとやの座右の銘の設定を決めたクリエイターさんは常人離れしたアホか音楽文化をこき下ろすために身を挺してアホアホと呼ばれるしかない引用をしたのだろうと推測してきたのですが、普通に英語表記がおかしいという話を書きます(笑)。

月に手を伸ばせ たとえ届かなくても
It is my belief that reaching out to the moon is my goal. Even if it does not arrive.

公式ホームページでも紹介されている、天国 獄の座右の銘ですね。
https://hypnosismic.com/character/nagoya/heaven_and_hell/

これ、よくみてもらうとわかると思うのですが、日本語と英語がちょっと意味が違うんですよ。
日本語を直訳すると「Reach for the moon, even if we can’t.」になるはず。
逆に英語を直訳すると「月に手をのばせっていうのが俺の信条なんだ。たとえ届かなくてもね」になります。
ネットで探してみると、二つの日本語、二つの英文のどちらも「ジョー・ストラマーの言葉」として書かれているんです。
つまり、どちらが原点に則しているかはわかりませんが、どちらもジョー・ストラマーの名言として流布されている状態。
でも、引用するなら、どっちかに統一しろよって話じゃないですか……(笑)?
なんで日本語と英語が噛み合っていないものを掲載している?
何か深い意味があるのでしょうか……(ないだろうけど……)。
しかもこの言葉、出所が不明瞭なんですよ。
僕ももともとジョー・ストラマーの言葉として知ってはいたんですけど、あらためて調べてみるとこの言葉を紹介しているページは日本語で書かれたものしか出てこない。
そのどれもが、いつの発言であるか、あるいはどの曲の歌詞であるかなど、具体的な出典を明記していません。
これだけ広まっているのだから、デマとかの類いではないと思うのですが……。
僕もネットでググるくらいしか調べようがないので、興味を持った方はぜひネットでググってみて下さい。
でも、それにしても、出典が不明瞭な言葉を「座右の銘」に設定するヒプマイ運営にずさんな仕事ぶりよ……。
いや、僕が知らないだけで、公式さんたちはちゃんと出典を把握した上で、あえて日本語と英語の訳が噛み合わないようにしてるのかもしれないけど……。
でも多分仕事が雑なだけでしょうね!
ジョー・ストラマーでこの調子なのだから、他の「座右の銘」もこんな風に出典不明のものがあるかもしれませんね。

ジョー・ストラマーからの引用への指摘は以上です。
ヒプマイの曲の中でジョー・ストラマーやクラッシュからの引用は他にもあるみたいだし、シリーズが展開していく中でさらに増えてくるかもしれませんが、根本的な部分への批判はすべて書けたので、もう十分かなと……。

で、せっかくヒプマイの剽窃(サンプリングと呼べるようなレベルではないので敢えてこう書きますが)のクソっぷりを書いてきたので、前から気になっていた日本のオタクコンテンツ業界全体がアートから無作法に剽窃しまくっているという問題点について書きたいと思います。
僕もあまり詳しくないのですが、まぁ、ここはただの個人ブログなので、気になってるけど綿密な調査をする時間と気力がない事柄を書いてもいいかなぁと……。

・JAZZ-ON!によるJazz The New Chapter盗作事件

Twitterから起こった動きになり、くわしくはまとめられているのですが、一度流れを書きます。

https://togetter.com/li/1475098

アカツキという会社が展開するJAZZ-ON!(ジャズオン)というメディアミックスプロジェクトがあります……多分ヒプマイのジャズバージョンのようなもの。https://jazzon.jp/
そのジャズオンが楽曲のCDを出した際に、ジャケットのデザインをJazz The New Chapter(ジャズ・ザ・ニュー・チャプター)という書籍から丸パクリしているという指摘の声が上がりました。

ジャズ・ザ・ニュー・チャプターは音楽評論家の柳樂光隆氏が監修し、21世紀以降のジャズを紹介していくという野心的な本です。
ジャズというとすでにクラシックのような扱いになっており、現在進行形で活躍・表現を新規開拓しているアーティストにスポットが当たりづらい印象があるので、とても意義のある書籍ではないでしょうか。
ムックという形で断続的に発行されており、シリーズ6冊目が2020年2月に出版されています。

対するジャズオンは昨年からシリーズがスタートしているものです。
ジャズオンの制作会社は盗用を認め、謝罪文を発表しました。

CDシリーズ「JAZZ-ON! Sessions」ジャケットについてのお詫び

ふつうに、本の装丁に著作権が発生しているという発想はなかったのかな……と感じてしまうのですが、その点はどう想っているのだろう。

しかしこの後柳樂さんが語ったところによると、正式な謝罪の話は全然進んでいなかったそうです。
しかも連絡が来ないまま、謝罪後にリリースされるCDでもパクリデザインのジャケットは継続されていたという笑えない状況……。
詳しくは下記のnoteでも詳細にまとめられているので、興味のある方は読んでみてください。

https://note.com/takioh/n/nfa1bba7ee34d

上記のnoteでも書かれていますが、こういう剽窃って法的な問題に発展することも多いのですが、パクる側はどういう神経なんでしょう……オマージュって言わんでしょこれ。
しかもパクりを最初に指摘したツイートでも書かれていますが、現代ジャズという決してお金の巡りが良いとは言えないジャンルを少しでも盛り上げようと尽力してきたシリーズを無言でパクっている。
あとオタクコンテンツ嫌いな僕から言わせて貰うと、そこにキモキモ二次元キャラを貼り付けて売ろうというのがホントに嫌です……。
このジャズオンの問題と、僕がヒプマイに覚える嫌悪感って、根を同じくしている問題だと思うんですよね。
文化の軽視。
自分達は大した物作らない・作ろうとしてないくせに、資金の回収と利益を上げることだけを考えてる。
芸術に身を捧げてきた人達が作り上げたものをかすめ取っていく。
ちょっと、こういうコンテンツを作る人、享受する人に一度冷静に考えてみてほしくてちょっと書かせてもらいました。

ここまでは、安易に作品から剽窃してくるオタクコンテンツの醜悪さを書きました。
ただしかし、すべてのカルチャーは、既存の作品からの影響を受けずに作られることなどありません。
それはこれまで書いてきたような、ブラーやクラッシュといったミュージシャンも無縁ではない話しです。
彼らは過去の偉大な作品から引用しつつ、ポップ・ミュージックの表現の幅を広げていきました。
ですが、「表現の幅を広げた」「聴衆に受け入れられた」「傑作を残した」からと言って、他社の著作物を引用することは許されるのか? といった論争は常にあります。
それが近年物議を醸すことの多い「文化盗用」の問題です。
しかし、私、文化盗用問題についての知識がほぼなく、何を持って引用とするか何を持ってパクリとするか、といった話をすることができません……。
許されるパクリと許されないパクリの基準としては、
・引用元への敬意があるか
・引用したことを公言できるか
・引用に必然性があるか
になるかなぁとは想うのですが……。

・ポップカルチャーにおける文化盗用

海外のポップカルチャーで、どんな文化盗用があったのか、ざっと紹介させてもらいます。

クラッシュもパクりまくってるんです。
70年代から80年代にかけて、「ワールド・ミュージック」として、今はこう言う言い方をしないけど)発展途上国で発症した音楽が欧米でも聴かれるようになったり、欧米のミュージシャンが途上国の音楽を取り込んだサウンドを作るようになりました。
クラッシュも活動していた当時から、(今はこう言う言い方をしないけど)途上国の音楽を盗用しているという批判もありました。
実際に、クラッシュの大ファンの田中宗一郎さんは、「クラッシュの曲は引用元そのまんまなものがたくさんあって驚いた」と書いていた気がします。
手元にあるSNOOZERを読み返したのですが、どこで書いていたのか見つけることができませんでした……確か、ザ・ビーチズについての原稿だった気がするのですが……。
その流れで、「でも、それが文化だ」というようなことを書いていた気がするのですが、重要な内容なので、見つけられたら追記したいです。
ただ、初期の「パンク」な曲においても、けっこうわかりやすいパクリがあります。
『クラッシュ・シティ・ロッカーズ(Clash City Rockers)』なのですが、ザ・フーの『アイ・キャント・エクスプレイン(I Can’t Explain)』に酷似しています。

で、ザ・フーの『アイ・キャント・エクスプレイン』も、フーのちょっと先輩バンドのザ・キンクスっぽく作ったことをギタリストのピート・タウンゼントが公言しています。
「私はレイ・デイヴィスの直弟子のようなものでね(笑)」とか言っていましたね。
影響元としては下記の二曲がわかりやすいでしょうか。
キンクス、日本ではあまり語られることがありませんが、めちゃ影響力の強いバンドですね。

『ユー・リアリー・ゴット・ミー(You Really Got Me)』

『オール・デイ・アンド・オール・オブ・ザ・ナイト(All Day And All Of The Night)』

ただ、クラッシュが作った『ロック・ザ・カスバ(Rock the Casbah)』は、現在では俳優として有名なウィル・スミス(Will Smith)がラッパーとして精力的に活動していた頃に発表した『ウィル・2・K(Will 2K)』という曲でサンプリングされています。
サンプリングはちゃんと原曲の作者にお金が入るからいいですよね。
サンプリングというと、オオサカディヴィジョンの曲で吉本のオープニング曲を使ってたけど、あれは原曲の著作権が切れてるっぽいので、それで使っているんじゃないかという気がする……。

トーキング・ヘッズ (Talking Heads)も、ブラックミュージックを大々的に取り入れていましたね。
ヒプマイファンの120%は腐女子で構成されていると専門家が指摘していますが、そんな腐女子の方々が喰い物にした『君の名前で僕を呼んで』で、主人公のエリオくんが劇中でこのトーキング・ヘッズのTシャツを着ておりました。
そんな文脈からもわかるように、彼らはインテリな層にも好まれた知的なバンドです。
フロントマンのデイヴィッド・バーン(David Byrne)は、ブライアン・イーノ(Brian Eno)と一緒にアフリカにわたり、現地で録音してきた音楽をもとにして一枚のアルバムを作ったこともあります。
当時はレコード会社の理解を得られず、完成してから一年以上リリースされず塩漬けにされてきたというので、アフリカの音楽自体が当時はポップ・ミュージックの史上ではポピュラーではなかったのかも。

サイモン&ガーファンクルのポール・サイモン(Paul Simon)も、90年代だけれど、アフリカのミュージシャンとコラボレーションしてアルバムを作りました。

マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)ですら、ソロデビュー当時は「黒人音楽を白人に売り渡した」というそしりを受けていたくらいです。

「ロックンロール」「ジャズ」「ヒップホップ」って、どれもアメリカの黒人文化から生まれてきたものです。
オタクコンテンツが二次元男子たちにやらせてる音楽がどれも、黒人文化から出てきたという出自を考えると、単なるお金儲けにそれを利用するのって許されることなのか疑問なんですよね……。

いろいろ紹介してきましたが、文化盗用って、それぐらい大きな問題なんです。
文化は混合していくものですが、生み出した人への敬意もなしに取り上げていくことはもちろん論外ですよね。
引用する側は敬意を持っているつもりでも、引用される側が拒否反応を示すのであれば、それはいけないことかもしれません。
今回の話で言えば「音楽」ですけど、音楽って民族や集団のアイデンティティにもなるものですからね。
そこから引用であったり、コピーすることによって、文化的な文脈・コンテクストを剥ぎ取ることになってしまうのも確か。
日本のコンテンツが、海外 節操なしにパクりまくって商売にしたり、敬意を全く感じられない「パロディ」にしてしまうところがどうしても好きじゃないんです。

現在、歴史を変えそうな勢いで盛り上がりを見せているブラック・ライヴズ・マター(Black Lives Matter)(BLMとも)運動ですが、その中で「黒人の尊厳は踏みにじられてる様は無視しているのに、黒人が作り出してきた文化は消費している」と揶揄するツイートを見て、心の底から同意するしかありませんでした……。
結論を提示できずお恥ずかしいのですが、ただ、文化に触れる際に、その文化の起源を作り上げた人々の想いや歴史を意識せずにただ消費していることに対して、何かしら考えてみてほしいと想ったので書きました。

ヒプマイがBLMに対して何かしらのコメントを出したり、作品に反映させることはないだろうと思うのですが、ヒプマイが参照にしたであろうゴリラズを主宰するデーモン・アルバーンなのですが彼について音楽ライターの岡村詩野さんが興味深いことを書いてらっしゃったんです。

https://thesignmagazine.com/sotd/blur3/

彼がブラー以外の活動でアフリカの音楽、中国の音楽を再現するような作品を作ったり、ゴリラズでヒップホップをやっているのは、音楽的な探究心はもちろんあるとして、イギリスが踏みにじってきた国々への贖罪という側面もあるのではないかという話でした。
この話題もうまく咀嚼できていませんが、同じヴァーチャルプロジェクトであるヒプマイと比べても、その始祖であるゴリラズを動かすデーモン・アルバーンはそれだけの覚悟を持って音楽を作っているのだと言いたかったです。
あと関係ないですけど、デーモン率いるブラーの代表曲『パークライフ(Parklife)』のイントロのギターは、くるりの『シャツを洗えば』にそのまま引用されていますね。
くるりもいろんな音楽にトライしている素敵なバンドです。
こういう引用にも何か意図があるはず……。


・サンプリングについて

ヒプマイとは全然関係ないのですが、ウィルスミスがクラッシュをサンプリングしているという話題が出たのでついでに書きます!
ウィルスミスの例や、オオサカディヴィジョンが吉本新喜劇のオープニング曲をサンプリングしている例はかなり音色がモロに出ているもので、ある種一発ネタ感がありますが、サンプリングのすごさってそんなもんではありません。
こちらの脳の処理が追いつけないレベルで「音」をぶち込みまくってくる嵐のようなつぎはぎ音楽がこの世には存在するのです。
そこには別に「歌」「ラップ」はなくてもよく、とにかく音の面白さのみを探究するようなスタンスの音楽があります。
そう、ヒプマイはヒップホップではなく「ラップ」しか標榜していないので、そこに注意しなくてはなりません。
ヒップホップやクラブカルチャーが生み出したものの極一部だけをスポイルしてお金儲けに利用しているだけな気がしてしまうのは、そこにも要因があります。

僕の知る中で最も早く「やりすぎサンプリングアート」を成し遂げたのはビースティ・ボーイズです。
彼らが89年にリリースした2nd『ポールズ・ブティック(Paul’s Boutique)』です。
天才プロデューサーコンビのダスト・ブラザーズ(Dust Brothers)とともに作り上げた超超大傑作です。
ビースティーズの他のアルバムでは、自分達が楽器を演奏できる強みを活かして生音をふんだんに使用しているのが特徴ですが、本作は少し毛色が違います。
膨大な量の音源がサンプリングされ、それらが怒濤の勢いでジャンルや時代を横断していく様は圧巻です。
一曲あたりに何十もの曲から抜き出してきた音源が使われています……ほんとにルール無用でやりたい放題やっていたんですね。
サンプリング音楽の持つ可能性を、たった一枚で押し広げました。
このアルバムに衝撃を受けて、これを目指そうとしたミュージシャンは多数いるはず。
そして何よりその熱量に負けない、メンバー三人のマイクリレー術は、ビースティズ史上でも最高のクオリティでは。
イケブクロディヴィジョンのマイクリレーの熱さは、ここにも近い物があると思います……楽曲も、ウエストゲームパークのクオリティを維持してくれていれば、一生イケブクロディヴィジョン推しでいられるのに……。
そしてこのグッドバイブスのパーティ感……最高です。
ビースティーズのシングル曲にしか触れたことがない人は、ぜひこのアルバムに挑戦してください。
アルバム一枚を通してサンプリング芸術の極致です。

次に、DJシャドウ (DJ Shadow)のデビュー作『エンドトロデュージング(Endtroducing…..)』ですね。
デビュー当時はDJ界のジミ・ヘンドリックスの異名を取っていました(ジミヘンを知らない人も多そうですが……)。
異次元的な傑作ですね。
本人もこのデビュー作を超えるアルバムを作ることはできていません。

最後は2000年にアヴァランチーズ(The Avalanches)がリリースした『シンス・アイ・レフト・ユー(Since I left you)』です。
アヴァランチーズはオーストラリア出身のグループで、このアルバムをリリースしてから15年くらい2ndがリリースされず、やっと出たアルバムもそんなに評価が高くありません……。
この1stが鳴らす桃源郷のようなメランコリックでソウルフルできらめくような境地を聴いてしまうと、どんな二枚目を作り上げても不評を買いそうではありますが……。
それだけ、このアルバムは多くの人を虜にしてきたのだということですね。
曲と曲のつなぎ目もすごくスムーズで、腕利きのDJのパーティに繰り出しているかのような感覚。
「クラブ」ってカルチャーにマイナスなイメージしかない人は、ぜひ、このアルバムを聴いてみて下さい。
ナイトクラビングの最良の部分を抜き出して収録したかのような極楽浄土ですよ。(まぁ、こんなに良い曲しか流れないクラブってのも、そうそうないと思いますが……)
このアルバムは「最後のサンプリング天国」と呼ばれています。
サンプリング音源を楽曲に使用するための許諾を得るのが難しくなってしまったことが理由でしょうか……。
サンプリングした音源を使うということは原曲著作者に印税を配分しなければいけませんし、許可を出さずにサンプリングするとのちのち訴えられてしまうことすらあります。
そんな事情からか、こんな風に、一つの曲に複数の抜き出し音源を使うような贅沢な音楽はなりを潜めていってしまいました……残念。
しかもこのアヴァランチーズがすごいのは、この音源ですらまだ本領ではなかったというのです。
このアルバムをリリースした直後のライヴを目撃した人物によると「音源では、著作権法の前に猫を被っていたらしい。アルバムを上回るサンプリング音源使いまくりのアレンジに切り替えられていた」とのことでした。
そう、ヒップホップとかクラブ系のミュージシャンの面白いところって、ライブではサンプリングした音源を多用してアレンジを変えてきたりするところです。
嗚呼……全盛期アヴァランチーズのライブ、見てみたかったです。
ところで、そんな公式の音源とは別として、00年代に入ると、アーティストが公式な流通をさせずに「ミックステープ」というメディアを利用し始めます。
ネットに上げたり安価で販売されるものですが、そこでは「ビートジャック」と呼ばれる音源も多数収録されるようになります。
ようは、既存の楽曲から声を抜いて、そのまま自分のラップや歌を乗せるという手法です。
やっぱりヒップホップはストリートカルチャーなんですよね。

話が逸れまくってしまって申し訳ないです。
本題としていた「文化盗用」「サンプリング」についても半端なことしか書けていないのですが、まぁ、「こんな見方もあるんだよ」ということを提示したかったのです。
そんなわけでヒプマイアンチブログ、いろいろ書きたいことを書き切ったので今回の更新は終了です。
もちろんこのブログでは音楽や映画など、好きなことを書き続けるので、興味がありましたらぜひまた読みに来て下さい。
ファキューメーン!

 - ヒプノシスマイク, 音楽

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