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映画音楽本ごはんの話を、面白く書けるようにがんばります

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ヒプノシスマイクについて(9) ヒプマイに取り込まれないでほしいヒップホッパーたち

      2020/06/13

ファッキュー腐女子のメーン!
ウェルカム・トゥ・ヒプマイアンチダンジョン!

ここは新キャラ追加以降のヒプマイについて思ったことを書いているブログです!
前→ヒプノシスマイクについて(8) ヘイターがヒプマイをディスりまくります

そんなわけでここでは、
「ヒプマイに絡んで欲しくないミュージシャン」
「次に登場するディヴィジョンはどこだ?」
を書きます!
アンチブログなので当然独断と偏見のみで構成されておりますので、楽しんでいってください!

・ヒプノシスマイクに楽曲提供してほしくない音楽家

ヒプノシスマイクとは関係ないのですが、ヒプノシスマイクに曲を提供したら嫌だなぁと思う人たちのリストを作りました!
つまりは、札束で頬をひっぱたかれても転ばない「不退転の決意」を持っているだろうと思う人々です!(不退転の決意は砕けないってドラマのタイトル、意味わからないんですけど……語義重複してません? ジョジョの「ダイヤモンドは砕けない」にかけようとしてるの? っていうかああいう引用の仕方好きじゃないです……言葉をそのまま引用するのか、引用元をちょっともじって使うのか、どっちかに統一しろよ。そういうところから底の浅さが透けて見えるんだよなぁ。しかも言い換えても全然うまくないし、もう嫌だ……自分の好きなものがヒプマイに汚されていくのつらい)
以前からぼんやりと考えてはいたことなのですが、ヒプノシスマイクの認知度が向上していくにつれて、自分の好きな人がヒプマイに絡むという悪夢が現実化しそうなので、今のうちに書いてみます!
KOHH、ゆるふわギャング、NORIKIYO、般若、THA BOSS(THA BLUE HARB)、SKY-HIあたりですね!
あと竹原ピストルさんもラップっぽい曲を作っていたりしますが、愛なきお金儲けには一切手を染めないでほしい……。

KOHHは『Business and Art』という曲で、「あいつらは俺の数字だけを見てる」「お金のために生きるなら死ぬ」とラップし、アーティストとしての矜持を示しました。

ただ、お金稼ぐのも大好きな人だから、やることもありそうな気がする……。
『The Champion』で曲を作った理貴さんは、KOHHのキャリア初期から共作しているトラックメイカーだし、ジブラとKOHHも接点はあるので、もう半ば繋がりかけているわけですが……。
ただ、人がラップするためのリリックを書くスキルが高いかどうかはわからないので、ヒプマイを作ってる人たちが彼にオファーするかは不明ですが(笑)。
いつもみたいに、同じリリックを何度もラップする曲を作ってほしいです!
あとセックス・ドラッグネタですね。(そう、ヒプマイ、セックスネタを一つも入れないのも好きじゃないです……)
ヒプマイはあくまでもストーリーの一環として曲を作っている気がするので、同じヴァースを何度もラップするタイプの曲は好まれなさそうという予想があります。
そうそう、そう考えると、ラッパーはたくさん曲を作って、その中で自分のいろんな面を少しずつ見せていきますけど、ヒプマイは発表する曲の数が多くはないので「一曲の中に情報詰め込みすぎ」なんですよね。そこが「面白くない」と感じる要因。。。
それこそKOHHは毎日のように曲を作っているし、デビュー初期はミックステープも含めると怒濤のリリースラッシュをやっていたわけですが、ヒプマイはあくまでプロジェクトなので、フットワークが重いんですよね。

ゆるふわギャングは恋人同士でラップをやっているユニットなのですが、飄々としている立ち振る舞いが魅力の一つだと思うので、ヒプマイに絡んでほしくないです……。

NORIKIYOも、東京のラップシーンの盛況からは距離を置いて活動しているし、曲を発表しないでシーンの大物づらしているジブラを何度もディスっているような人なので、この人は絶対にやらないと思うし、やらないでほしいです……。

般若の曲は聴いていますが、本人の思想をそんなにちゃんと知らないのですが、KOHHやボスさんやNORIKIYO等、骨太なヒップホッパーと交流している人なので、やらないでほしい……。
自身でラップすることに重きを置いているように思うので、やらんでほしいのよ。

THA BOSSは絶対にないと信じたい……。
信じていいんだよね……ボスさん……?

SKY-HIはありそうな気もするし、絶対にしなさそうな気もする……。
そもそも、このプロジェクトについてどう思ってるんだろう。
ツイッター上でビジネス系インフルエンサーたちがラップっぽいツイートをしているところに「こういうのが本当にキツイから頑張ってた身としてはただただ辛いです」と直接リプライするような仁義のあるラッパーなので、この人がヒプマイみたいな「コンテンツ」をどう思っているのかは気になるところです。
有名な話ですけど、いわばアイドルグループであるAAAとして活動しながら、事務所に無認可でクラブでラッパーとして活動を始めたという超超超努力家ですからね。
ていうかそれで体力が持つっていうのがすごいです……。
アイドルの吉田凜音のラップ曲に楽曲提供していたりするし、「ラップを広く知ってもらうための活動」は積極的に行っているから、ヒプマイのレベルの底上げをするために参加することはありそう……。

・次はどの都市のディヴィジョンが登場する?

いろいろ増えたので、今後を予想してみます!
まぁ、名前の知れてる地方都市は全部登場してきてもおかしくはない盛況ぶりなので、アイドルマスターとかみたいにキャラ出しすぎってぐらい出すようになるのかなぁ。
それとも東名阪と横浜が出ているので、これ以上は出さないのかなぁ……。
でも、田舎の鬱屈した環境のはけ口がヒップホップに向かう、というのもよくあること。
それがメジャーシーンで認知されるようになるかは別でもありますが……。
ド田舎のディヴィジョンとかが出てくるってこともあるかもしれませんね!

まぁ、「その都市のイメージ」から発想して作っているから、やっぱり、今出ている数で打ち止めなのかもしれないよなぁ。
各都市の特徴をうまくキャラや曲に落とし込めているかどうかは、微妙ですけど……(笑)。
うーん、アイドルマスターみたいに、わかりやすく各地方の方言なんかをキャラに反映させるのもやりすぎな感じもするし、その手法だと曲もそんなに作れなさそうでもある。
ただ、女性オタク向けカルチャーだと、ちょっとした共通シンボルとして「都市のイメージ」があるから、実際にその町の様子がどうかというよりも、「その界隈での共通言語としてのその都市の特徴に沿って作れているか」みたいなもののほうが大事なのかもしれませんね。
渋谷ディヴィジョンに小説家キャラがいるけど、小説家だったら千代田区神保町じゃない? とか、ギャンブル好きだったら横浜か大阪では?(カジノ建設予定なので)(そういや贈賄疑惑を無理矢理なかったことにして、このコロナの混乱に乗じて無理矢理カジノ建設を推し進めちゃった横浜まじですげー)という話ではないんです。

他、有名な都市というと、北は北海道、南は博多や沖縄ですかね。
博多なんかはかっこいい音楽家を多数輩出しているイメージもあるし、なんか治安悪い感じなので治安悪いディヴィジョンが出てきそう。
京都はANARCHY(アナーキー)の出身地ですけど、「ラップ」のイメージないよな。
まぁ、イメージがあるかないかなんて関係なく、「京都っぽいキャラ」を作れるなら作っちゃうんだろうけど……。

仙台なんて牛タンしかないしなぁ。
牛タン料理人ラッパーとか、牛タン専用牛育成農家が出てくるのかな。
あ、でも舌のすごさ自慢の早口ラッパーとかが出てくるかもしれないですね!

神戸もありそうだけど、兵庫県出身のミュージシャンって、私はぱっと思いつかないですね……。
神戸牛と村上春樹の出身地ってこと以外に、これといって特徴が思い浮かばん……。

札幌にはブルーハーブのボスさんがいるし、今は札幌を離れたけどB.I.G JOEさんもいたから、安易に手を出さない方がいい気がする……多分北海道でやるとしても、札幌は避けるよね?
ジョーさん、ドラッグの運び屋をやってて、オーストラリアで捕まって6年間刑務所には行って、刑務所の中でラップしたり音源を作ったりして、日本のヒップホップ史にいろんな意味で名を刻んだ人です。
お二人も、前に紹介した『ヒップホップの詩人たち』に掲載されているので、興味がある方はぜひ読んでみてください。

ジョーさんの服役中に、盟友だったボスさんにビーフしてバチバチな中になっちゃったけど、出所後に仲直りしたというかなり泣けるエピソードもあります。

ヒップホップに疎い僕でもボスさんとジョーさんの伝説は知っているので、そんなイメージが広く知れ渡っている「SAPPORAW」拠点のディヴィジョンを出すのは相当厳しいのでは……札幌出身の人、セルアウトを何よりも嫌っているイメージだし。
まぁ、ヒプマイ制作陣は厚顔無恥な方たちだと思うので、全然やっちゃいそうな気もするけど……(笑)。

あと、練馬は、練馬ザファッカーのイメージ強すぎて無理だろうな。。。

あと、横浜と東京に挟まれる川崎市は、近年のラップブームの寵児であるT-Pablowを擁するBAD HOPが出てきた街ですが、治安があんまり良くないので、ヒプマイの世界に溶け込む感じのキャラが出てくる気がしない(笑)。

それともガチのギャングスタっぽいグループとかを出してくるのでしょうか……けどそれだと、横浜ディヴィジョンと被っちゃいますよねぇ。
在日外国人が多いという特徴もあるけど、それも横浜でもうハーフのキャラを出しちゃってるしな。
けど在日外国人って言っても白人だけじゃなくって、いろんな国から来ている人がいるし、もうちょいいろんなルーツを持つ人種を出しても面白くなるんじゃないかなぁと思うけど、オタクコンテンツはとりあえず外国人といえば白人系を出すのが大好きなので、その辺は望むべくもないですねぇ……。
あと、やはりここもバッドホップのイメージが強すぎるので、そのカラーに縛られてしまう恐れもありますね。

まぁ、こんな風にいろんなことを考えさせられる程度には、僕はヒプマイに魅了されているわけですね……(笑)。
なんだかんだ言って、ヒプマイの今後の展開は追うでしょうし、曲がSpotifyにアップされればダウンロードして聴くことでしょう。
これからもよろしく!
ヒプノシスマイク!
ファッキューヒプマイ!

と、ヒプノシスマイクを好意的な目で見ることができるようになってきていたのですが……絶対に許すことができない引用を見つけてしまいました。

ヒプノシスマイクは、キャラクターの「座右の銘」が設定されています。
基本的には欧米の著名人の格言や、小説の台詞から取られているようなのですが、その中で私の(そして他多くの人の)逆鱗に触れるものがありました。
天国獄というキャラクターのものです。

『月に手を伸ばせ たとえ届かなくても It is my belief that reaching out to the moon is my goal. Even if it does not arrive.』

これ、イギリスのパンクロックバンドのザ・クラッシュの中心メンバーであったジョー・ストラマーという人の言葉なんです。
これを引用したことで、ヒプノシスマイクを作っている人が「頭が悪い」か「無知すぎる」か「引用元をコケにするためにわざとクソな使い方をしている」か「とりあえず有名でカッコよさげ・評価が高く固定されているものからパクっとけばいいと思っている」のどれか(もしくは全部)であることがはっきりとわかりました。
マジで大概にしろよ。
文化をバカにしてやがる。
どこまでコケにしたら気が済むんだ?
この使い方は、気持ち悪すぎるし、センスがなさすぎるし、無知すぎるし、頭も悪すぎる。
今からでも遅くない(と僕は思う)ので、せめてここだけでも、別のものに直してほしい。

ジョー・ストラマーに手を出すことがなぜ許されないのか、次のエントリで述べます。

次→ヒプノシスマイクにクソを塗りたくられたジョー・ストラマー

 - ヒプノシスマイク, 音楽

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