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インサイド・ヘッドに見るピクサーのディズニー批判(+アーロと少年+カーズ3)

      2020/03/08

前回書いたように、ピクサーは自分たち自身をテーマにして作品作りをしています。
ファインディング・ニモなども、「自分の子どもに過保護になっている自分に気付いた」ことから着想を得た作品だそうです。
最近っぽい言い方をするなら「子どもファースト」で作品を作っている集団なんですね。

で、インサイド・ヘッドという作品について、めちゃくちゃ気になることがあるんです。
それは、どうしても、作品からディズニー批判と取れる部分がとても多いのです。
確信は持てないのですが、近年のピクサーの動向と重ねて考えると辻褄が合うのです。
具体的にポイントを挙げる前に、インサイド・ヘッドについて簡単に紹介します。

 

・インサイド・ヘッド概要
15年に公開された作品です。
ピクサーの初期から在籍しているピート・ドクターが監督を務めています。

 

・インサイド・ヘッドのあらすじ
主人公のライリーという女の子はミネソタ州の田舎で生まれ育ちます。
パパの仕事の都合で、カリフォルニアの大都会に引っ越すことになります。
引っ越し先のお家は日の当たらない通りにあって、家の中も薄汚い状態。
車は渋滞を起こしているし、みんなイライラした顔をしているのでライリーは不安に思います。
おまけに引っ越し会社のミスで、引っ越しの荷物が別のところへ届けられてしまったそう。
そんな落ち着かない状況なのに、パパは仕事で呼び出されていってしまいます。
ライリーは不安いっぱい。
故郷が恋しくなってしまって、学校で自己紹介をする時に泣いてしまいました。
そんな、新しい生活に馴染むことができないライリーのお話です。
(映画を特徴づける「脳内世界」については、考察にあまりかかわらないので割愛します)

では、僕がこの作品に込められていると思うメッセージがどのようなものか、具体的に書いていきます。

・理想のイメージの中のドラゴン
ライリーが引っ越し先に到着する前に「こんなところだったら楽しいな」と想像するイメージの中にお城とドラゴンがあります。
このドラゴンなのですが……ヒックとドラゴンというアニメーション映画に出てくるドラゴンと、かなり似ているんですね。

ヒックとドラゴンとピクサーには、実は因縁があります。
というのも、この作品の監督したディーン・デュボアとクリス・サンダースの両名は、もとはディズニー所属のクリエイターなんです。
二人がディズニー時代に監督した作品に、2002年のリロ&スティッチがあります。
日本でもキャラ人気が高い、超ヒット作ですね。
その後も、ディズニーで2Dアニメの企画を進めていたらしいのですが、ディズニーはその企画を中止し、二人はディズニーから半ば追い出される形になったそうです。
その後、二人はディズニーの元社長であるジェフリー・カッツェンバーグが設立した新興のアニメ会社ドリームワークスに合流しました。(カッツェンバーグとピクサーにも、ドラマティックな因縁があるのですが、割愛します)(後日別項で書くかも)
二人のドリームワークスでの初仕事が、ヒックとドラゴンなのです。
ピクサーには、自分たちが3Dアニメーションの可能性を追求し、一般への認知度を押し上げたことによって、結果的に2Dアニメを潰してしまったという負い目があるのではないかと。
(ジョン・ラセターが2Dアニメを潰した、という声が海外のアニメファンの間で上がっているようですね……。そのあたりも大変興味深いのですが、割愛します)

また、ピクサーとディズニーは統合されるまでは別会社でしたが、作品を作る上で共同会議をするなどの交流はあったようです。
トイストーリーを製作する時などは、ピクサーも長編アニメ製作は初めてのことだったので、ディズニー側から助力を仰いでいたそうです。
しかも人気キャラクターであるリトル・グリーンメンは、クリス・サンダースが会議中に描いていた落書きが採用されたものだそうです。
未だに人気のあるドル箱キャラクターですよ……。

そんなわけで、ピクサー黎明期から在籍するクリエイターと、ヒックとドラゴンの監督には浅からぬ縁があるのです。
ヒックとドラゴン2には、クリス・サンダースからピクサーへのメッセージではないか? と思うシーンがあります。
詳しくは作品を観てほしいのですが、主人公が
「君が悪くないことは知ってるよ。君は悪くないんだ」
と何度も繰り返し呼びかけるシーンがあるんです。
そこのシーンはストーリー的には別に大したことないのですが(失礼!)、僕はピクサーと、監督二人の関係とダブってしまって泣けます……。
邪推の、さらに邪推のようなものですが……苦笑

こういった流れから「新天地で遭遇できるかもしれない素敵な出来事」の想像として、ドラゴンを使ったのではないかと推測します。
つまり、ディズニーを離れて闊達にアニメーションづくりをしている彼らを羨む気持ちがあるのではないかと。
ヒックとドラゴンは大ヒットを飛ばし、めちゃくちゃ高い評価を受けています。
僕もとても好きな作品で、10回以上観返していますし、観るたびに泣きますし、3Dアニメーションの中で一番凄まじい映画だと思っています。
僕の中ではトイストーリーを超えています。

もちろん、インサイド・ヘッドが「今いるところから飛び出したい」という想いに貫かれている作品だから、こういうメッセージとして読み取れるのだと思います。

・ネズミの死骸
で、ライリーが新しいお家の自分の部屋に行くと、そこにはネズミの死骸があるんです。
ただ画面の端に映るだけであればそんなに気にすることもないのですが、「ウゲ、ネズミの死骸……」とリアクションまで入ります。
これはかなりモロなメッセージですよね。
ディズニーの看板キャラクターといえばミッキーマウス……ねずみです。
親会社の看板キャラクターの死骸を出しているんですよ。
これって、ディズニーはもはや腐敗していると示しているのではないでしょうか。
このことが何を象徴しているのか、明確な言語化は難しいのですが、たとえば「クリエイティビティよりも金儲けを優先している」とか……ですかね。
あるいはティントイの例えと繋げてみると「子どものためになることよりも金儲け優先」とか。
曖昧な解釈ですみません。
ですが、自分たちの親会社の看板キャラクターのモデルとなった動物の死骸をわざわざ出すのって、かなりやばいですよね。
それに、ストーリー的に見ても、ここのシーンって特に必要ではないんですよ。
家に日が当たらなくて部屋が薄暗い、引っ越しの荷物も全然届かない……って話なので、「引っ越し先がすごく嫌だ!」というライリーの感情表現は済んでいるんですよね。
それにネズミは別に死んでいなくても、チューチュー鳴きながら部屋を横切っていくって演出でも意味は成しますからね。(死骸が転がっている方が印象付けとしては効果が強いことは間違いないですけど)
そこをわざわざ死骸として出してくるあたり、意味を込めた演出と取っていいと思います。
ただネズミの死骸が出てくるだけであれば、それはそれとして流すこともできるのですが、この作品に出てくる他のポイントでも「ディズニーのシンボル」を揶揄するところがあるんです。

・破壊されるお城
ライリーちゃんの頭の中のシーンで、「お城」が破壊されるシーンがあるんですけど、それも「シンデレラ城」に近い見た目なんですね。
具体的な似ているポイントを挙げられないのですが、青と白を基調にしているところ、塔のてっぺんから旗がはためいているところなどは似ていると思います。

(海外のブログに比較画像がありました……ちょっくら失敬!)
プリンセスストーリーを大量に制作してきたディズニーを揶揄しているのではないでしょうか。
それにディズニー映画が始まる前には必ずシンデレラ城のマークが表示されますね。
対するピクサーは、あんまりファンタジーを作りません。
メリダとおそろしの森という映画がありますが、あの作品はアンチプリンセスストーリーと言ってもよいものです。
あの作品の監督降板劇もかなり悲惨。。。。。ですが本稿の軸からは逸れてしまうので割愛します。良い映画だったのに監督降板劇があって台無しになってしまったのです。
そういった意味で、おとぎ話やプリンセスストーリーの象徴として「お城」を壊しているんじゃないの? と思うんですね。
ディズニーのクリエイティブ面ではなくても、ディズニーランドという娯楽施設のシンボルでもあるわけですから。

ネズミの死骸と、ぶち壊されるお城。。。どちらか一つであればそこまで気に留めることではないのですけど、一つの作品の中でディズニーの看板を二つも出しているので、ディスと感じたのです。

また、作品の内容も、どこかディズニーのポリシーに逆行しているように思うんですね。

・わかりにくい
というのも、まずこの作品が「わかりにくい」内容になっているからです。
物語を楽しむのに必要な要素は理解できるのですけど、やはりどうにも「理解しようと頑張る」ことで本質に至ることができるタイプの作品に思えます。
自分が小学生の頃にこの作品を見て、理解できるかは疑問です。
というか、無理っぽいですね。。。
ディズニー側としては、ピクサーを、多少大人向けの作品としてブランディングしようとしているのかな? とは思います。

・暗い
また、内容がどんより暗い部分が多いという点も気になるんですね。
もう一人の主人公の「ヨロコビ」が「カナシミ」を励ましまくるのですが、「明るい」「楽しい」作品ばかりを世の中に見せようとするディズニーの揶揄なのではないでしょうか。
もしくは、ディズニーランドという施設の揶揄かもしれません。
ヨロコビとカナシミがライリーの脳内を彷徨っている時に、因幡の白ウサギの要領で飛び移っていくのですが、
「これって何か意味あるの…?」とぼやくシーンがあるんですね。
これってディズニーランドのような娯楽施設の揶揄ではないでしょうか。。。
ディズニー作品は暗い面がありつつも、やはり明るいタッチでモノづくりをすることが求められてるんじゃないかな……と想像します。
グッズが売れたり、ディズニーランドのアトラクションにできるような作品を求められるのだとしたら、モノづくりの幅はかなり狭くなってしまうはずです。
そういったディズニー傘下にいることで課せられる制約への反発も、この映画に込められているのではないかと思いました。
暗くて地味な作品も作りたい! みたいな。
作品でも言及されていますが、暗い(悲しみ」も自分の一部なのだから肯定されるべきなのではないかという。

そもそも、ここで主人公のライリーが「元に居た場所に帰りたい」という強い願いを持っているということ自体が、ディズニーに吸収されてしまったピクサーのクリエイターの想いを反映させているのではないでしょうか。

・チャイナ・タウンのパロディ
最後に一つ小ネタなのですが……。
映画のクライマックスに
「忘れろ。ここはクラウド・タウンだ!」
というセリフがあります。
チャイナ・タウンという古典的な映画で、ひどく理不尽な出来事に直面した主人公に対して、友人が「忘れろ。ここはチャイナ・タウンだ」と言葉をかけるシーンがあるんですね。
欧米人から見ると中国人という人種は不思議な存在らしいんですね。
昔はミステリに中国人を出してはいけない、なんてルールもあったそうです。
中国人は人知を超えた魔術などを使えると信じ込まれていたため、ミステリとして推理が成り立たなくなると言われていたそうです。
あとおそらく、アメリカ人たちの常識が通じない場所……法の手の及ばない場所として、チャイナ・タウンはあったのではないでしょうか。
プチ治外法権地帯というか。
「ここはチャイナ・タウンだ」というセリフは非常に有名なもので、シンプソンズでもパロディされていました。
チャイナ・タウンというタイトルなのに、チャイナ・タウン自体は全然お話に関係ないというところも怖いですよ。

で、この「チャイナ・タウンだ」というセリフは、別に引用する必要なんてないんです。
しかも引用しても大して面白くない。。。
なぜカットしなかったのでしょう。
システマティックに脚本が作られているので、無駄なシーンって本当にないはずなんですよ。
こういうマス向けな映画でパロディをやるのであれば、元ネタを理解していない人でも面白がれるものが理想的だと思うのですが、この台詞は元ネタを知らないと意味がわからないと思います。

邪推なのですけど、「子ども向けを作ることに飽きてきている」という表明なのではないかと。
だって、1974年に公開された映画のパロディなんて、子ども向けの映画でする必要はないんですよ。

以上が、ピクサー映画の中でもかなり異色なインサイド・ヘッドという映画のメッセージではないかと思った部分です。

ただ、自分でもディズニー批判についての論拠が薄い気がするので補強材料としてサブ情報を挟ませてください!(笑)

・アーロと少年
インサイド・ヘッドが公開された2015年は、約半年遅れでもう一本の映画が公開されました。
一年に二本の映画が封切となるのは、ピクサーでは初めてのことでした。
アーロと少年という映画。
原題はグッド・ダイナソーといいます。
全然売れる気のないタイトルが逆に好感を持てます(笑)。
ピクサー作品って、タイトルとメインビジュアルを観れば、だいたいちょっと変わったことをしているので、タイトルが地味でも興味を惹かれるのですが、この作品はなんか……本当に地味なんですよ(笑)。
けど個人的にはすごく好きなので、日本で全然売れなかったし海外でも全然売れなくて会社に大きな経済的損失を生んだというすごい映画なのですが、観てほしいです……。
この作品はストーリーと感情が滅茶苦茶純化されていて、台詞がなくても、キャラクターの表情とアクションと音楽だけで、だいたいなにが起こっているのかわかるし感動できるんです。
本当にいい映画です……。

で、この作品がなぜ「ピクサーのディズニー批判」の補強材料になるか説明します。
まず、この作品が父の死が起点になっている物語だということです。
主人公のアーロは人間と同等の知能を持つ恐竜の男の子です。
この映画の世界では恐竜が知性を持ったまま進化し、逆に人間は野生を持ったままの獣のような状態で生きています。
ある日アーロの家族の牧場に人間が入り、鳥を盗んでいきます。
アーロと父親は人間を追跡しますが、途中で嵐に巻き込まれてしまい、父親が濁流にのまれて死んでしまいます。
アーロは悲しみにくれますが、再び人間が忍び込んで来るのを目撃して、怒りのままに追いかけていきます。
そして一人と一頭は一緒に川に落ちてしまい、遠くまで流されていきます。
(この場合、どっちを「一人」で数えるべきか悩みますね(笑))
それから彼らは一緒にサバイバルをしながら、元居た場所を目指して力を合わせるようになっていくという話です。
で、物語のクライマックス辺りで、アーロは父親の夢を見ます。
父親がトラブルを解決してくれて、アーロを力強く導いていくのですが……アーロは途中で、それが夢であることに気付きます。
「そうだよね……父さんはもう、いないんだよね」
アーロがそうつぶやくと、父の姿が砂のように風に流されて消失してしまいます。
「僕はずるい。父さんが死んでしまったことを人間のせいにしていた」
そう言ってアーロは涙を流し、目を覚まします。
その後は現実に起こっている問題を自分で解決しようとし、奮闘します。
泣けます……。
ここでの「父」はラセターを重ね合わせたものなんじゃないかな? と思ったんです。
また、恐竜とは言え「竜」と人間の、言語が通じないながらも心を通わせていく様がヒックとドラゴンに似ているんじゃないかと思うんですね。
向こうの映画では当然、人間が僕たちと同じ言葉をしゃべり、ドラゴンが言語を持たない種族です。
これだけだと共通点としてはまだ弱いところはあるんですけど、映画を観ていると似ている「イメージ」がけっこうあったように思うんですね。
二人が川から打ち上げられた場所の雰囲気が、ヒックとドラゴンの舞台となる水辺に似ていた気がします……。
だから僕の中では、ピクサーのクリエイターがヒックとドラゴンを意識しているのでは? という考えがけっこう固まりました。

あと、アーロの内省的なモノローグから考えると、ピクサー側のディズニー批判というのは、ディズニーの体質そのものへの忌避があるにしても、「ラセターという父親を奪われた」という逆恨み的なことが原因にあることを本人たちも自覚しているということではないあなと。

・カーズ3
この映画は、テーマはすごく好きなのですが、内容的にもうちょっと面白くなってほしかった惜しい映画です……。
細かい説明は省きますが、1と2で大活躍していたレーシングカーのマックイーンが、台頭してくる新世代に押されてしまい、アイデンティティの喪失に陥るというお話しです。
ロッキー3を下敷きにしていると思います。
で、能力の衰えを覚えて、自分の進退に悩み始めた主人公に手を差し伸べるのが、大企業のオーナー。
彼はマックイーンの名前を使ったグッズを売って一儲けしようとしているのです。
しかもこれ以上戦績を落として名前に傷がつかないよう、レーサーとしては引退をするように迫ります。
……というのがおおまかなお話し。
(この作品についても語りたいところが山ほどあるので、ここで区切ります)

これはフツーに、マックイーンがピクサーで、大企業がディズニーなのではないでしょうか(笑)。
で、最後は大企業からの申し出を断る……というオチまでつきます。
ピクサーはどんだけディズニーを嫌がってんねん(笑)。

以上が、インサイド・ヘッド+アーロと少年+カーズ3(クロス・ロード)から見る、ピクサーのディズニー批判とヒックとドラゴンリスペクトについての考察でした。

次回、リメンバー・ミーについて書きます。
そしてその次に、やっと本題である炎の王国について書きます。
ピクサーについて書き始めたら、なんか書きたいことがいっぱいあって、書いてしまいました……。

 - ディズニー・ピクサー, 映画

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