悪い人ではないと思う。でも、そう見えるようなことをしている。
2024年秋から放送されていた「ノーノーガールズ」というガールズグループオーディションを見守っていたんですよ。
その顛末はちょろっとだけこのブログにも書きました。
そのオーディションで誕生したHANAというグループをここ一年ぐらい追っていたんですけど、最近ではあんまり興味を持てない状態になってきました。
経緯を細かく書いても誰も読まないと思うし、HANAのファンは苛烈で攻撃的な傾向が強く、零細個人ブログとは言え何かの拍子に誰かの目に留まって燃やされるかもしれない…というわけで、とりあえずここでは、なぜHANAへの関心が薄まったかの詳細は書きません。
ただどうしても吐き出したいぐらいもやもやした事象があるので、そのことについて書きます。
一応先に書いておくのですが、HANAのメンバーのことは好きです。思うところが無いとは言いませんが。
吐き出したいことというのは、HANAの動向を追えば追うほど、プロデュースしているちゃんみなのことが好きじゃなくなるということ。
私はHANAのメンバー個々人は好きだけど、HANAのファンがキツい、運営するチームの方針が逐一嫌悪感湧く、しまいにはプロデュースしているちゃんみなのことがどんどん嫌になってしまったんです。
ちゃんみなのファンも怖いイメージなので細かいことは書けませんが、今回はちょっと、思うところがたくさん詰まった曲の歌詞について感想というか、意味がわかんないところを列挙していきたいと思う次第です。
人格否定とかはしないつもりです。
HANAのアルバムに収録されたBloomという曲の歌詞が、ちょっと私は違和感を感じるところがたくさんあって、この曲から見える思想が明確に「嫌」だったんです。
内容はというと、人の一面しか見えていないのに、わかったような気になってしまう人間の心理というか、行き過ぎたSNSでの情報発信のようなことを題材にしている気がします。(正直よくわかんないところも多いので、私の解釈がバチバチに間違いまくってるかもです)
歌の中で否定的に描かれているような言動を私も慎むよう努力をしたいのですが、ただ、はっきり言って、歌詞が何を言っているのかわからなかったり(私は頭が悪いので理解できてないのかもだけど)、一つの曲の中で矛盾した言説が見受けられるので、そこについて思うことは吐き出したいなって思いました。
そういうことを気軽に吐き出せないような状況だったんですよ。
つらい。今でも苦しい。「胸の内に秘めておくのが日本人の美徳なりけり」なんですかね。そんなわけねーだろカス。(このカスっていうのはSNSで見かける「ネガティブなことは言うな!」みたいな言説について言ってます)
もちろん音楽において、歌詞に意味は不可欠ではないので、意味のない歌の存在を否定するつもりはないです。言葉の乗り方が音として面白ければ全然いいしね。
また、歌詞が一貫して一つのテーマやメッセージやシチュエーションを描いている必要はないし、散文的で構わないとも思っています。バラバラな意味や抽象的な言葉たちを聴き手が勝手にくっつけて楽しむようなものもよいですし。
ただそれにしたって、Bloomという歌の意味が私には分からなかったし、支離滅裂に感じました。
で、私が気になるのは、ちゃんみなから出てきた思想・言葉をメンバーに歌わせているところです。
もちろん、歌っている内容が「実際に自分が経験したこと」「自分が思っていること」ではないかもとも思います。歌が歌い手が本当に思っていることで、それ以外の思いはないはずだ、と思い込んでいる人の多さには自分も辟易としています。が、この曲はまぁちゃんみなさんの思いなんだろうな、というふうに私は解釈してます。
これ、少し前に話題になったヤングケアラー問題とも似ている部分があると思うんですね。。。
端から見たら自分の子どもにかわいそうな仕打ちをしている親が、「ウチの子自身が問題ないって言ってるんだから問題ない!」って言い張ったりしてたやつ。あと、シングルマザーと結婚して、その子どもに性的な接触をしたりしてる日常を発信してたインスタグラマーもいましたね……。
そりゃ、子どもは親のことを批判的に思うこと自体難しいですよ。
保護者がしていることが社会的には許されないこと・理不尽なことでも、子どもは内面化して、適応しようとしてしまう。
虐待されている子の多くは、「自分が悪い子だから親が怒るのだ」と、自分を責める心の習慣を持ってしまう。
そんな子に、親が「私があなたを酷い目に遭わせていると言われているが、そうなのか」と問われて、親を告発するようなことが言えるはずがない。
本心では親がおかしいと思っていたとしても、第三者にそのことを発信するのは大変難しいことです。
親はそんな子の反応を理解しているのか、それとも無意識なのか、子の反応を武器にして「自分は問題がない、むしろことを荒立てて環境を悪くしているのは告発者たちだ」とまで言う。
胸糞悪いことが世の中では起こったりしています。
ちゃんみなという人も、批判されることが多いアーティストのようです。(私の嗜好や行動がアルゴリズムに読み取られているから、ちゃんみなが批判されている情報が多く目に入るように表示されているのかもだけど)
で、そういった現象に対するアンサーがBloomという曲に込められているのだと思うのですが、このBloomをHANAに歌わせるという行為が、ちゃんみなの未熟で偏っている思想を、HANAを盾にして批判から逃れようとしているように見えるし、メンバーを洗脳する行為にもなりうると思います。
なので、正直見ててキツいなって思う瞬間が増えたりしてる。
具体的に歌詞のどこをどうキツいと思うかを書きます。
“Ah 私 負けないあんなやつら“
これが出だしなんですけど、最初聴いた瞬間、安倍元総理の「こんな人たちに負けるわけにはいきません!」が頭をよぎったんですね。
自分の中であのフレーズは、どんな人にも対等でいなければいけないはずの政治家が、「こんな人たち」と、自分に対して批判的な態度や言動をとる姿勢を露わにした、日本の歴史の一つの区切りになっているものかと思うんです。(一応前後の文脈がもうちょっとある発現だけど、細かく書いてもしょうがないので書かないです)
まぁ、私の中にあった「安倍元総理に対するネガティヴなイメージ」が、ちゃんみなと被るところがあったってところですね。
その安倍的なムーブはじわじわと日本をむしばんできた(あるいはそれまで隠れていた、隠さなければいけない意識だった)ものかなという認識です。
で、この歌詞、具体的に何を言っているのかわからないけど、自分と相容れない(だろう)人を「あんなやつら」と括っている。
安倍さんが使った言葉よりもより攻撃的で、侮蔑の意識を持っていることを感じます。
具体的にどんなやつらのどんな振る舞いが前提としてあるのかわからないけど、幼稚で、コミュニケーションを取ったり相手の言葉から何かを受け取ろうとする姿勢が全くない攻撃性がうかがえて、最初に聴いた瞬間「あ俺これだめっぽいわ」と感じたことを憶えています。
また、負けないと決意を歌っていることから、「勝ち負け」「優劣」のジャッジを自分の中でしているっぽいこともうかがえる。
なんでもかんでも勝ち負けを決めずにいられないというのは、本人はすごく疲れるだろうし、周りの人間も疲れさせるだろうなと思います。
“こんなに暖かい女なのに失礼しちゃうわ”
人柄に対して使うあたたかいは、「温かい」です。。。
こういう言葉の誤用がこのソングライターには多いのですけど、リリースするにあたって校正されていないっていうのは、よっぽどチェック体制が甘いってことでしょう。
歌詞として文字に起こしたり、印刷するときに、誰か直そうと思わなかったのかな。
おそらく、誰も成果物に意見を出せない状態なんでしょうね。
ちなみに、何が「失礼しちゃう」ことなのかがわからないので、ここまでのラインが、何を歌っているのか、聴き手に何を伝えようとしているのか私にはわからないです。
言っている意味が分からないのに不機嫌そうなので、聴いててストレスを感じます。
人格攻撃になりかねないので、書こうか迷いましたが、多分普段から「不機嫌さ」を出して周囲に圧かけるタイプなんだろうなと思います。
あと自分で自分のこと「私優しい」「いい人だよね?」とか言う人って、めちゃくちゃハラスメント気質なのってなんでなんでしょうね。
“ひと裏切るより ご飯が美味しい”
人裏切ってご飯が美味しい! って言ってる人を私は見かけたことがないんですけど、なんだこの言葉、頭が混乱してくる…。
美味しいご飯よりもひとを裏切ることに時間を使いたい!って言ってる人がいるってこと?
本当に本当に意味が分からない。
人を裏切ったりする人がいるけど、自分はそうではない、そうではない自分でいることでご飯が美味しく感じられるよ、みたいな意味なのかなって気はするんですけど本当に意味がわからないです。
意味が繋がっていない言葉が、さも繋がりがあるかのように並べられているので、なんか頭がおかしくなりそう。病みそう。疾患ある人の話を聞いてるみたいな気持ちになる。
ちゃんみなは曲作りの際、3時間ぐらい取り組んで上手くいかなかったら次の曲に進んじゃうみたいな話をしていたのですが、曲作り自体にあんまり時間かけてないのかなって感じがします。
もちろん小さい子どもを育てていて、自分の曲作りやライブやら仕事をして、その上でHANAのプロデュースもしているので多忙なのは理解しています。
でも意味が分からない曲を聞かされると意味が分からないですよ。
“人は皆 決めつけたいみたい 私が誰か何色か あなたじゃ理解できないわ”
ほかならなぬあなた自身が、ここまでの歌詞で、人のことを決めつけているように見える。
「あなたじゃ理解できない」というのも、自分は複雑な人間であり、単純な人間であるあなたにはわからないですよね、と冷笑するような仕草に見えます。
だいたいの人は複雑で多面的ですよ。
自分自身ですら自分自身を理解しきれるものではないでしょう。
あなたは、自分自身のことを理解しているんでしょうか。
あたなのことを理解していない(ようにあなたが思う)人のことを理解できるのでしょうか?
できないし、しようともしていないですよね。
私はあなたの心が悲鳴を上げているようにすら思う。
そもそもの話として、人が人を理解しようとするとき、人は見えている情報だけを材料にするしかない。
あなたが誰かから良くない人に見られたり、実際はそうではないけど、ネガティブに見られているのであれば、良い人に見られそうなことを発信してみてもいいんじゃないの。白々しいかもしれないけど。
まぁ一曲の中にいろいろな内容を入れようとし過ぎて、うまくいってない感じなのかな。
何を歌いたがっているのかすらわからないから、何も考えようが無い。私には。
“cuz thet don’t have a job”
これがドン引きものだったんですけど、ちゃんみなについて噂をする人、批判する人は仕事をしていないらしいです。
これこそ無根拠かつ幼稚な決めつけだと思うんですけど…。
それに、「無職乙」みたいなのって、100万回ぐらい見たことがあるネットスラングというか慣用句みたいなものなんですけど、それを何のひねりもなく放り込んでくるあたりが、多分私は好きじゃないんでしょうね。
面白くひねった言葉とかで表現してほしいナー…。
なんかパンチラインと感じられる言葉がないし、言葉の選び方も面白みを感じないし、歌われる内容も新しさとかユニークな視点とかを感じないです。
もちろん自分が30代後半で、音楽を割と多めに聴いてきた人間だから新しさや面白さを感じないのであって、多分メインのターゲット層であろう10~20代の人からしたら新しくて面白いのかもしれないです。
ただとはいえ、ちょっとキツいっすかね……。
“私の全てみんなは知らないね”
そりゃそうでしょう…。
逆に、あなたのことを全て知ってるって人、いるんですか…。
若い時分ならまだしも、大人になったら誰でも、一人の人とコミュニケーションを取れる時間なんて限られてくるわけで、自分の全てを知ってもらおうという試みには挫折したりするものかなと私は思います。
あなたが誰かのことを、全てわかったことがあるんですか…?
無理でしょう。
全てを知ってもらおうとするなら、それなりの努力をしなければいけないと思う。自分のことを知ってもらえるようなことを発信してるんでしょうか。
もちろんそこに労力も時間もかける必要はありませんよ。
でも「私のこと知らないのに私のことを決めつけたり噂する人」を軽蔑して嘲っているように思うので、成果を上げるために適切な努力をしていないのに、嘆いたり詰ったり八つ当たりしているように見えるんですよね。
でそれをHANAという、子どもというか妹分の子たちに歌わせているところが、私は卑劣だなと感じてしまいました。
歌詞についてはそういう感想です。
私が思っている以上にちゃんみはなひどい決めつけをされて、ひどい噂を流されて、大きな損害を被っているのかもしれないです。
ちゃんみなは自分のことを知ってもらおうと努力しているのかもしれないです。
ただ私は、ちゃんみな自身のことを深く知ろうと調べたりはしていないし、HANAのことを追う中で付随してちゃんみなの情報に触れる機会があった程度の状況ですが、ちゃんみなさんのことが好きじゃなくなるような本人の言動を多々見かけました。細かくは書きませんが、好き嫌いというか、倫理的にあかんでしょそれは、と私の感覚では思うことが発生してました。
ただ、そんな立場の私が、Bloomでは「あなたじゃ私のことわかろうとしても無理っしょw」ってなぜかマウント取られてるような気持ちになるんでしょうね…。
「分かってもらいたいけど、分かってもらえないことも仕方がない」とか「自分も相手のことを知らないししゃーない」って落としどころになるんだったらまだわかるんですけど、なんか終始見下してる感じに強がってて、なんか痛々しいというか、誰もあなたにそんなに関心持ってないと思っちゃうというか。
ちゃんみなのことは嫌い・好きでも嫌いでもないけどHANAのことは好き、という立場がありえるはずなのだけど、なんかこの曲聴くと、ちゃんみなのこと好きじゃない人はHANA聴かんでもいいよwってNoを突きつけられてる気持ちになるんですよね。
「自分の子どもを自分のクローンみたいにしたがる親みたい」とか言いたくなってしまう…。
そういうわけでちゃんみなの作り音楽が好きになれない私は、「はやくHANAメンバーたちが自分で音楽を作るようになってくれ…!」と願っておりましたが、それを待っているわけにもいかないため、ちょっと関心を持ち続けるのは難しいなと思った次第でした。
おしまい
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